平野さん、受賞おめでとう

夕刊デイリー明るい社会賞

◆福瀬ＧＧクラブ、仲間集い記念大会−日向市東郷町

　２０２０年度第４７回夕刊デイリー明るい社会賞を受けた平野泉さん（８０）＝日向市東郷町福瀬＝の受賞記念グラウンドゴルフ（ＧＧ）大会が２９日、旧福瀬小学校グラウンドで開かれた。平野さんが、設立当初から会長を務める福瀬ＧＧクラブの会員１９人が集い、プレーを楽しみながら喜びを分かち合った。

　平野さんは福瀬区の高齢者クラブの解散を機に、ＧＧクラブを０６年に組織化。以来、地元の高齢者の健康づくりや生きがいづくりにつながる憩いの場を提供し続けてきた。

　会長職は今年で１４年目。年間行事の立案から、練習日・大会日の出欠確認やチーム編成、さらに会費の徴収、練習グラウンドの除草作業まで、準備段階から率先して支えている。

　この日は大会後、平野さんが表彰状と記念のメダルをお披露目。会員を代表して、平野さんとともに最高齢会員の糸平一彦さん（８０）が「日頃から常に地域のことを考えながら、私たちを引っ張ってくれていることが受賞につながったと思う。本当におめでとうございます」とお祝いの言葉を贈った。

　平野さんは「多くの皆さんに祝福いただき、反響の大きさに驚きました。これもひとえに推薦いただいた皆さんや、会員の皆さんの協力のおかげと感謝しています。今後も健康第一に、皆さんと和気あいあいとグラウンドゴルフを楽しみたい」と謝辞を述べた。

　記念大会では８ホールを４周して打数の少なさを競い、平野米蔵さん（７５）が７６で優勝、妻美恵子さん（７２）が３打差の７９で準優勝した。