県北から８人、日本一目指して

技能五輪など選手団を激励−県庁

　２３歳以下の若者や障害のある人が技能日本一を競う「第５８回技能五輪全国大会」（厚生労働省など主催）と「第４０回全国障害者技能競技大会」（高齢・障害・求職者雇用支援機構など主催）に出場する県選手団の激励式は１９日、県庁であった。県北からは技能五輪に３人、障害者技能競技大会に５人が出場する。

　技能五輪は２３歳以下の技能者が対象、障害者技能競技大会は障害のある人が日頃職場などで培った職業技能を競う。２大会とも１１月１３日から愛知県国際展示場などで開かれる。今年は新型コロナウイルス感染防止対策として無観客で行われる。

　式では、選手紹介や団旗授与に続き、永山寛理副知事らが「それぞれの学校や職場で習得した優れた技術を発揮し、思い出に残る大会に」と激励した。

　選手を代表し、技能五輪のフラワー装飾に出場の青柳有茉さん（ｗｉｔｈｆｌｏｗｅｒＫＯＫＯＲＯ、日向市）と、障害者技能競技大会の縫製に出場の北村重雄さん（旭化成アビリティ延岡営業所、延岡市）が「日頃鍛錬してきた技能を十分に発揮し、県代表としての誇りを胸に最後まで全力を尽くして競技する」と誓った。

　県北の事業所から出場する選手は次の人たち

【技能五輪】配管＝平坂弥来（東栄空調、門川町）▽家具＝満尾聡史（キサヌキ、延岡市）▽フラワー装飾＝青柳有茉（ｗｉｔｈｆｌｏｗｅｒＫＯＫＯＲＯ、日向市）

【障害者技能競技大会】ビルクリーニング＝木口涼太（旭化成アビリティ延岡営業所、延岡市）▽喫茶サービス＝岩室慧大（同）▽縫製＝今原飛翔（同）北村重雄（同）▽表計算＝山名航太郎（同）