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近代アジア史の貴重資料

本紙掲載日:2020-10-24
8面

印画集を市に寄贈−松祥夫さん、松久仁子さん


◆昭和初期の中国、朝鮮、モンゴル地域

 延岡市はこのほど、同市出北の松祥夫さんと大瀬町の松久仁子さんから、写真帳「亜東印画輯(しゅう)」と「『亜細亜大観』日露実戦印画集」の寄贈を受けたと発表した。市教育委員会文化課は「近代のアジア史を研究する上で貴重な資料」としている。

 「亜東印画輯」は、写真150枚がとじられた1つづりで、公益財団法人東洋文庫(東京都)が公開しているデータベース目録と照合すると第3冊41回〜第4冊55回、時期として1927(昭和2)年12月〜29(同4)年2月に配られたとされる。表紙は縦22センチ、横30・3センチ、台紙は縦20・8センチ、横29・6センチ。

 昭和初期に撮影された中国や朝鮮、モンゴル地域などで撮影された風俗や民俗、自然風景、歴史的建造物などを対象とした写真と解説文が貼付されており、当時の様子を伝える資料として高く評価されるという。

 また、東洋文庫所蔵では第1冊に使用されている「伏羲(フッキ)・女〓(ジョカ)図」が描かれた表紙が、寄贈された「亜東印画輯」は第3冊からとじられているにもかかわらず使用されていることから、当時の配布方法などを検討する上でも重要な資料という。

 「『亜細亜大観』日露実戦印画集」は写真100枚がとじられた1つづりで、目次上の番号は1929(昭和4)年に刊行されたその1〜その5(前編か?)と、30(同5)年刊行の後編第1回〜第5回。表紙は縦21・4センチ、横28・8センチ、台紙は縦20・2センチ、横28・2センチ。

 本編である「亜細亜大観」の日露戦争終結25周年記念の企画で出版されたものとされ、日露戦争当時の写真を使って日露両軍の兵士やまちの様子などを紹介したり、激戦地の20年後の風景などを伝えている。

 「亜東印画輯」は亜東印画協会、「『亜細亜大観』日露実戦印画集」は亜細亜写真大観社という、いずれも戦前の中国・大連を拠点に活動していた会社が出版した写真帳で、1枚の写真と100〜250文字程度の解説文を台紙に貼ったもの10種類を1セットとし、毎月購読会員に配布していたと考えられる。

 二つの写真帳は共に1枚の台紙に写真と解説文を一つ一つ貼り付けて作られていることから、発行部数はそれほど多くはなかったとみられる。また、全国の図書館などでもそれほど多くは収蔵されておらず、これだけまとまったものは貴重という。

 祥夫さんと久仁子さんは親族で、松家が所蔵していた理由については、海軍少将になった松彰さん(祥夫さんの祖父の兄弟)を輩出した家であり、彰さんは中国・上海などに赴任した経験などもあることから、写真帳を購読していた可能性も考えられるが、詳細は分からない。

 今後は、内藤記念館の完成まで市役所南別館に保管する。また、同じ名称の写真帳であっても写真や解説文が異なる場合があることなどが指摘されているため、さらなる調査が必要という。

 市教育委員会文化課は「当時の中国などの様子を伝える資料として高く評価されると同時に、当時の日本人が中国をどのように見ていたのか、これらの写真を見る購読会員に対して出版社がどのようなことを伝えようとしていたかを知る上でも重要」としている。

 寄贈した松祥夫さんは「非常に珍しいものだと伺ったが、希少なものであるのであれば、研究をされている方々に活用してもらい、新しい発見の手掛かりなどの役に立つことができれば」と話していた。

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