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オレンジカフェゆめの木、片田町にオープン

本紙掲載日:2020-10-22
8面
お茶を飲みながら認知症について語り合ったオレンジカフェ

お茶を飲みながら気軽に−認知症の人、家族をサポート

 認知症の方やその家族、介護・医療の専門職など、誰もが気軽に参加できる「オレンジカフェゆめの木」が19日、NPO法人ゆめの木(松本由美子理事長)内の「暮らしの保健室」(延岡市片田町)にオープンした。介護に携わる家族や社協、包括センター職員など12人がお茶を飲みながら認知症ケアや介護の実態などを語り合い、家族の負担軽減などについて意見を交換した。

◆情報交換、仲間づくりの場として

 認知症カフェは、1997年に認知症ケア先進国、オランダの「アルツハイマーカフェ」から始まり、ヨーロッパを中心に広がった。日本では2012年に認知症施策の「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」が発表され、そのモデル事業として「認知症カフェ」という名称が使われた。

 その後、団塊世代が75歳以上になる25年を見据えて策定された「認知症施策推進総合戦略〜認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜(新オレンジプラン)」に主な政策として位置付けられたのを機に、全国各地にカフェが設置された。介護に関する悩みや不安を専門職に相談できる場所として、また情報交換や仲間づくりの場としても利用され、孤立・閉じこもりの防止、負担感の軽減などの効果を上げている。

 同プランには、認知症カフェの設置について「18(平成30)年度からすべての市町村に配置される認知症地域支援推進員等の企画により、地域の実情に応じて実施」することが目標として掲げられ、市区町村や地域包括支援センター、社会福祉協議会、介護事業所、医療機関、NPO法人などが運営主体となり、介護・医療の専門職に加え、民生委員や認知症サポーター、ボランティアなどが支援している。

◆「こんね」に続いて市内2カ所目の開所

 県のホームページによると、今年3月現在、県北では日向市5、門川町1、椎葉村1、美郷町2、高千穂町8、日之影町1、五ケ瀬町1の認知症カフェが開所。延岡市では今年6月、別府町に「びゅうカフェこんね」が開所した。

 厚労省などによると、認知症の高齢者は年々増えており、25年には約700万人(65歳以上の約5人に1人)と見込まれており、認知症カフェが担う役割はさらに重要になっていくという。

 ゆめの木カフェは、延岡市内で2カ所目の開所。認知症の夫を介護している家族や社会福祉協議会、包括支援センターの職員、九州保健福祉大生、看護師など12人と暮らしの保健室のスタッフらが参加。松本理事長が「認知症について学びたいことや困りごとを、いつでも相談できる場としてカフェを運営したい」などとあいさつ。理事長がコーディネーターとなり、認知症のお年寄りの介護に携わる人、認知症の夫を介護している家族などがそれぞれの立場で思いや悩みなどを話した。

◆毎月第3月曜の午後に開設

 認知症の夫が施設入所して1カ月という70歳代の女性は「散歩が徘徊(はいかい)になり、夫婦2人で生活しているときは不安ばかり。今思えば夫の介護に後悔しきり。そんな時、ケアマネジャーさんや周りの皆さんに助けていただき、施設に入所できましたが、コロナで面会できない日々が続いています。認知症の介護は自分一人ではできません。皆さんの話を聞いて、とても勉強になり、心が落ち着きました。こんなカフェをぜひ増やしてほしい」と期待を込めた。

 施設の認知症病棟に7年間勤務したという30歳代の女性は「一日中歩いている、常に怒っているなどいろいろな人のお世話をしてきましたが、自分の親が認知症になったら、冷静に対応できるかといわれれば不安。家族だけでは何もできない。手助けが必要です」。

 「びゅうカフェこんね」スタッフの70歳代の女性は「カフェは65〜70歳代の自分たちのために作った。気負わず、楽しんで続けたい。若いスタッフの協力で手探り状態で運営しています。こういったカフェが市内の各所で開所することを願います」などと、認知症カフェの必要性を強調した。

 カフェは、毎月第3月曜日の午後に開催。申し込み、問い合わせは、NPO法人ゆめの木(延岡市片田町2915の10)内の「暮らしの保健室」(電話、ファクス延岡27・2935)。電話は月曜〜金曜の午前9時から午後5時まで。


◇暮らしの保健室◇

「学校に保健室があるように地域にも保健室を…」と健康や医療、介護の相談の場として高齢化が進む東京都新宿区戸山の団地に2011年に開設。その後、全国各地に同様の保健室が次々と開設し、現在約50カ所の保健室が、〃安心して暮らせる〃地域づくりを目指している。
昨年11月に設立したNPO法人ゆめの木が今年3月9日、延岡市片田町に県内では宮崎市に次いで2番目の保健室として開設。「自助・共助の暮らしの実現」を目的に、医療や福祉、教育に関わる専門スタッフが常駐し、「介護の相談に乗ってほしい」「認知症の人にどう接したらいいのか」「がんの治療や緩和ケアについて知りたい」「薬の飲み合わせは大丈夫か」など健康や病気、子育てなどの相談を無料で受け付けている。

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