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有田・井上文化財団が発足−延岡に美術館を

本紙掲載日:2020-10-22
6面
モノ派の代表的作家の一人、菅木志雄の「無題」。木を彫り、その部分に石こうを埋め込んだ作品

24〜30日、記念のコレクション展

 延岡市に将来、美術館を建設することを目指して、同市昭和町在住の団体役員、土井裕子さん(68)は、医師で友人だった故井上清美さん(享年91)と共に、昨年、「有田・井上文化財団」を設立した。「有田」は土井さんの旧姓。その最初の事業として、24日から30日まで同市本小路のカルチャープラザのべおか2階アートギャラリーで「現代美術コレクション展〜モノ派を主として」を開く。

 土井さんと井上さんは30年以上の付き合い。井上さんが80歳を迎えてからは11年間、毎年一緒に海外を旅した。絵本のコレクターでもあった井上さんが最初に行きたがった国は「ピーター・ラビット」のふるさとイギリス。ケニアにも行きたい、再生可能エネルギーの先進地も見たいと興味は尽きず、訪れた国は計10カ国。近年は主に美術館や世界的な美術展の鑑賞を目的に旅行し、「2人で延岡に美術館をつくりたい」が最後の夢だったという。

 土井さんが武蔵野美術大学(建築学科)在学中から少しずつ現代美術の作品を集めていたこともあって、「(作家が若手のうちは購入しやすい)現代美術を主とした美術館なら、自分たちの手に負えるかもしれない」と、2人で「モノ派」の作品を中心に収集。同派以外を含めると現在、約100点あるという。

 「まずは文化財団をつくって、美術館づくりに協力してくれる人を増やしましょう」と、昨年10月10日付で同財団を設立した。並行して、土井さんは、美術館に必須の人材となる学芸員の資格を自身で取得するため母校の通信教育で学び始め、財団の本格始動を目指していた。

 ところが、3月17日に井上さんが急逝。井上さんの後見人でもあった土井さんは、喪主としての務めを果たしながら1人で準備を続けてきた。

 展覧会はその第一歩。2人で集めてきた作品を多くの人に見てもらおうと企画した。

 モノ派の創始者といわれる関根伸夫(1942〜2019)をはじめ、李禹煥=リ・ウーハン=(1936〜)、菅木志雄(1944〜)ら代表的な作家の作品、プレ・モノ派、ポスト・モノ派、新世代と呼ばれる作家の作品、合わせて30点(うち井上さん3点)を展示する。

 土井さんは「現代美術は難解と思われがちですが、時代に沿ったものであり、アーティストの使命は、作品で時代を表現することだということなどを気軽に感じてもらえれば幸いです」と、鑑賞を呼び掛けている。

 初日の午前10時から正午まで、東京画廊の山本豊津社長、東京芸術大学の林武史教授(彫刻家)を招き、アートサロンを開く。また、初日と2日目の午前10時から午後4時まで、裏千家藤原社中の協力で呈茶を行う。

 展示作家は次の通り。

【プレ・モノ派】山口長男、斎藤義重、篠原有司男、高松次郎
【モノ派】李禹煥、関根伸夫、榎倉康二、吉田克朗、小清水漸、成田克彦、菅木志雄
【ポスト・モノ派】彦坂尚嘉、黒川弘毅、川俣正、大竹伸朗、林武史、松井紫朗、よしだぎょうこ、大巻伸嗣
【新世代】宮澤男爵、大平龍一、入江早耶

モノ派1960年代末から70年代の初めにかけて、木、石、鉄などの素材にあまり手を加えず仮設展示するなどした芸術家たちを指す。場所や空間全体を作品とするインスタレーションの先駆けともいえる。

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