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ジョウビタキ来る−冬鳥の代表格

本紙掲載日:2020-10-20
7面
銀髪のような頭部が和名の由来となったジョウビタキの雄(延岡市の浜川河口)
雄に比べて地味だが、くるっとした目がかわいい雌(同)

 越冬のために渡来する冬鳥の姿が、県北の野山や河川で見られるようになった。

 「ヒッヒッ、カッカッ」と火打ち石をたたくような声で鳴くジョウビタキ(ヒタキ科)は代表格。朝晩の冷え込みとともに数を増やしている。

 スズメほどの大きさ。胸から腹にかけて鮮やかなオレンジ色をしている。雄の頭が銀髪に見えることで能楽のおきなを表す「尉(じょう)」の名前がある。羽の白斑から「モンツキ」とも呼ばれる。

 中国やロシアから約2千キロもの距離を旅し、日本で冬を越す。単独で生活することが多く、尾を振り、お辞儀をするように鳴いて縄張りを宣言する。

 室町時代の日本画に描かれたり、俳句の季語としても用いられる日本人にはおなじみの鳥。これから公園や庭先など身近な場所でも見られそうだ。

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