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自分の将来を考える−県看護協会が出前授業

本紙掲載日:2020-10-19
6面
体験では、笑顔と真剣な表情が入り交じった
血圧計の使い方を説明する橋口さん

三川内小中(延岡市北浦町)中学生が楽しく体験

 県看護協会(中武郁子会長)が主催する「みんなで話そう―看護の出前授業」が6日、延岡市北浦町の三川内小中学校(原田政文校長、32人)であった。県立延岡病院の救急看護認定看護師、橋口佳慎=よしのり=さん(38)が訪れ、中学部(11人)を対象に、看護師になったきっかけや道のり、仕事の内容や魅力について講演。聴診器や血圧計などを使ったり、窒息した人を助ける「ハイムリック法」について学んだりする時間もあり、生徒が看護の仕事に触れた。

 同授業は、日本看護協会が2004年度から全国各地の中学校、高校で実施しているもので、県は11年度から参加。地域で働く看護師、助産師、保健師らが学校を訪問し、「命の大切さ」「看護職の仕事」など、テーマに応じて授業を行っている。

 同校中学部には、看護師、養護教諭、理学療法士など医療系の仕事を目指す生徒が多いことから、進路学習の一環で授業を依頼した。

 橋口さんは工業系の高校で情報技術について学んでいた3年生の時、「ふれあい看護体験」に参加したことで「自分はパソコンに向き合う仕事より、患者さんに関わっていく仕事の方が合っていると感じた」と看護師を目指したきっかけを紹介。

 卒業後は住み込みで働きながら2年間学校に通って准看護師を、その後3年は准看護師として看護師を手伝いながら、夜に学校に通って看護師の免許を取得した自身の経験を踏まえ、看護師になるにもさまざまな道があると説明した。

 また「看護師になって気付いたこと」として、中学校で勉強する教科がそれぞれどんな場面で役に立つのか、具体例を挙げて紹介。「技術が進歩し、看護のやり方も変わってきているので毎日勉強が必要。でも勉強することで楽しく仕事ができる」と伝えた。

 講演後にあった体験では、生徒全員が看護師の仕事着である白衣やスクラブを着用。最初は照れていた生徒たちも、聴診器や血圧計、酸素濃度計を使って友達や先生を相手に体験すると、時折真剣な表情を見せていた。

◆コロナ防護服も試着

 また、新型コロナウイルス感染症の治療現場で実際に使われる防護服を代表生徒が試着。特殊なマスクや密着性の高い手袋を2重に重ね、「この格好で3、4時間働く」と知ると、生徒は何度も驚きの声を上げ、「息が苦しい。これで仕事をするのは大変」と感想を述べた。

 看護師を目指している宮本未来さん(12)は白衣に身を包み「看護師に一歩近づけた気がする」と笑顔。「目の前で窒息した人がいたときに自分がどう行動すればいいのかも詳しく知ることができた。自分が苦手な教科も役に立つと分かったので、苦手教科を中心に頑張っていきたい」と話した。

 同協会によると、今年度は現在のところ、6校で授業を行うことが決まっている。9月9日には日向市の富島高校で行い、延岡看護専門学校の門田広美副校長が、看護系への進学を希望する3年生を対象に話した。

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