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富島がパート優勝−初の全国へ

本紙掲載日:2020-10-15
9面
初の全国大会出場を決めた富島高ラグビー部女子
練習に励む選手ら

九州U18女子セブンズラグビー大会

 第2回九州U18(18歳以下)女子セブンズラグビーフットボール大会(九州ラグビーフットボール協会主催)が9月19日、福岡県春日市の春日公園球技場であり、日向市の富島高がパート優勝した。24日から埼玉県で開催される全国大会に初出場する。

 同大会には富島高のほか、福岡レディースRFC、長崎レディース、佐賀工高、合同A(SWEETIELADYBEARS・鹿児島女子ラグビーチーム、東筑紫学園高)、合同B(大分東明高、筑紫高、城東高、浮羽究真館高、東筑高、北筑高、福岡高、筑紫台高)が出場。2パートに分けたリーグ戦を行い、2チームに与えられる全国切符を懸け競った。

 富島高の初戦は合同B。前半を14―10で折り返すと、後半は12―0で押さえ込み勝利。続く長崎レディース戦は前半を14―5、後半は7―12で耐えて2連勝。Bパートの頂点に立った。

 堀口直樹監督は「コロナ対策のため、ベンチから声を出して指示を出したり応援することはできなかったが、選手たちがしっかりコミュニケーションを取って試合をつくり、勝利してくれた。価値ある全国への切符」と選手をたたえた。

 全国大会は各ブロックを勝ち抜いた12チームが出場する。初日は3チームずつ4組に分けてグループ総当たり戦を実施。2日目はグループの1、2、3位同士がトーナメント戦で競う。プールAに入った富島高は京都成章高(近畿代表)、PEARLS(東海代表)と対戦する。

◆3年でつかんだ夢舞台

 富島高ラグビー部は、2006年に創部(廃部などを経て)。現在は男子10人、女子13人が在籍し、男女一緒に練習に取り組んでいる。

 当初は男子部員のみだったが、4年前に赴任した堀口監督が働き掛けた。「日向市はラグビーが盛んなまち。富島高校は7対3の割合で女子が多く、私が県(ラグビー協会)の強化委員長になったこともあり、女子の部をつくろうと決めた」

 昨年日本で開催されたワールドカップなどの影響で認知度を高めてきたラグビーだが、当時は競技人口は減る一方で、女子はさらに少ない状況だったという。

 堀口監督はまず、延岡ジュニアラグビースクールでプレーしていた旭中学校の服部ひかるさん(現女子部主将、3年)に声を掛けた。その翌年、服部さんが入学し、初の女子部員が誕生した。

 しかし、服部主将のほかに入部希望者がいたわけではない。服部主将と堀口監督は「1年目は部員集め。2年目は全国に富島女子ラグビー部を発信。3年目に全国優勝する」という3カ年の目標を掲げた。服部主将は同じクラスの女子を勧誘し、1年時は4人が仲間に加わった。

 2年目には新たに1年生5人が加入。第1回九州U18女子セブンズ大会には「宮崎レディース」と合同チームで出場し、3位入賞を果たした。今年は初めて単独チームで大会に出場。新学年になり、1年生2人も加わって計13人となった。

 そして全国へとつながる今大会。他チームはいずれも経験者ぞろいのなか、富島高の経験者は服部主将含め3人だけ。それでも「他のチームは合同だったりクラブチーム。私たちは同じ学校で毎日練習をしてきた。コミュニケーション、チームワークが強み」。仲間を信じて戦い、勝利した。

 3年前、たった一人からスタートした女子の部。服部主将は「全国大会に出られるなんて夢みたい。もっとディフェンスに力を入れ、サインプレーに磨きをかけたい。全国のレベルは高いと思うけど、チームプレーで戦う」。1年時に掲げた最後の目標を達成するため、仲間と共に勝利を目指す。

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