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危機管理、二段構えで−延岡市教委

本紙掲載日:2020-10-13
1面
法令やガイドラインを順守する大切さなどを学んだ養護教諭対象の危機管理研修会

まず防止、対策発生したら適切に

◆小中学校養護教諭らが学ぶ

 学校事故などに対する危機管理能力を高めてもらおうと、延岡市教育委員会は9日、同市社会教育センターで、市内小中学校の養護教諭らを対象にした研修会を開いた。事故発生時の対応を巡る裁判事例などを通して、法令やガイドラインを順守することの大切さを学んだ。

 学校の安全義務が拡大傾向にある中、事故が発生した際に応急処置に駆け付ける養護教諭の対応を巡る裁判事例が増え、訴訟リスクが高まっているため開催。日本女子大学教職教育開発センターの坂田仰教授が、「養護教諭と学校の危機管理」をテーマに話した。

 坂田教授は、養護教諭を対象に危機管理の研修を行う理由について、「学校事故で児童生徒が亡くなったり、大きな後遺症が残った場合、訴えられるのは校長、事故が起きた時の当事者の教諭、最近は養護教諭の訴訟リスクは確実に増えてきている」と説明。

 訴訟事例を示しながら法令やガイドライン順守の大切さを指摘するとともに、教育課程の中から事故の要素(理科の実験など)を完全に取り払うことは不可能とした上で、「まずは事故防止を検討し、起きた場合は適切に対応できるよう備えておく二段構えの取り組みが必要」と指摘した。

 また、法令やガイドラインは時代とともに変化している点を挙げ、「いつも最新の知見にブラッシュアップしておくことが、児童生徒だけでなく、自身を守るためにもなる。養護教諭の対応する範囲は広がっている。アンテナを高くして、やれることを増やしておいてほしい」と話していた。

 研修会ではその後、淑徳大学の黒川雅子教授、弁護士法人リレーション代表弁護士の川義郎氏の下で数人のグループに分かれて心臓発作と救急対応に関する演習課題について議論し、課題を抽出するとともに適切な対応方法を発表するなどした。

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