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献血で社会貢献－延岡日向宅建協同組合

本紙掲載日：2020-10-06

8面

献血に協力する組合員

「不動産の日」ＰＲ兼ねて

　延岡市日の出町の延岡日向宅建協同組合（髙濱淸理事長）はこのほど、献血に協力した。

　全国宅地建物取引業協会連合会が定める「不動産の日」（９月２３日）のＰＲを兼ねて、血液が不足していることによる社会貢献として初めて実施。組合員と関係者ら約６０人が参加した。

　この日は組合前に県赤十字血液センターの移動献血車が設置され、手指消毒やマスク着用など新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行われた。

　同センターの酒井和也主事によると、台風１０号の影響で５～７日に献血予定だった企業や団体などでの配車が延期に。このため、九州管内で予定していた約２７００人分の血液が確保できなかったという。

　酒井主事は「九州管内の血液の在庫が減りつつあった。継続的な協力をお願いしたい」と協力を呼び掛けていた。

　ハウスメイトの田中宣彦専務は「協力者が集まるか不安だったが、喜んで協力してくれた。これをきっかけに各地の献血につながれば」、髙濱理事長は「来年も不動産の日に合わせて引き続き行っていきたい」と話した。

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