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釜炒り茶、もっと知って

本紙掲載日:2020-10-06
1面
釜炒り茶をPRする期間限定のサロンの開店に乾杯
初日には釜炒り茶を煎る実演なども行われた

高千穂町三田井に専門サロン−JA高千穂茶業振興会

◆地元の人や観光客にPR−12月6日まで

 西臼杵郡で生産が盛んな釜炒(い)り茶を町内外の人に知ってもらおうと、JA高千穂地区茶業振興会(興梠洋一会長、60戸)は5日、高千穂町三田井の空き店舗(元高千穂五穀)に期間限定の釜炒り茶専門サロン「ウイークリー・ゴールドティーサロン」をオープンさせた。郡内3町(高千穂町、五ケ瀬町、日之影町)の生産者10戸が12月6日まで週替わりで同地区の釜炒り茶を観光客らにPRする。

 サロンは、高千穂町観光協会(飯干淳志会長)が同振興会に提案。JA高千穂地区と3者が協力して取り組む初めての試み。観光客らに同郡産の釜炒り茶や茶を使ったお菓子などを無料で振る舞い、地元産の釜炒り茶などを販売、生産者と観光客らが会話することで釜炒り茶の魅力を地元も含めて全国の人に知ってもらうのが狙い。

 初日は、同振興会、同観光協会、JA高千穂地区の関係者ら約20人が出席。興梠会長が「一人でも多くの人にファンになってもらい、地元の人にも良さを分かってもらいたい」。飯干同観光協会長が「釜炒り茶を観光の柱にしていきたい。存分にセールスしてください」とあいさつした。

 生産者の飯干敏光さん(73)=高千穂町向山=の発声で釜炒り茶で乾杯してオープンを祝った。茶葉をもみ、釜で煎る実演が行われるとサロンには茶葉の香りが立ちこめ、訪れた人が釜炒り茶を試飲、釜炒り茶を使ったまんじゅうを食べるなどしていた。

 JA高千穂地区などによると、西臼杵郡は釜炒り茶で全国一の生産地。しかし、釜炒り茶が全国の緑茶生産量に占める割合は1%以下で、同郡産の釜炒り茶も約7割が郡内で消費されるため、全国での認知度は低いという。

 また、生産者の高齢化や健康飲料やペットボトルのお茶などに押されて年々生産量、消費量とも減少しているという。

 興梠会長(58)=五ケ瀬町桑野内=によると、釜炒り茶は「すっきりした味わいと香りが特徴。飽きがこなくて日常生活で飲め、冷まして飲んでもおいしい」という。

 「新型コロナで釜炒り茶をPRするイベントができないなど大きな影響はあるが、このサロンでしっかり足場を作りたい。ここでゆっくりしてもらい、生産者と話す中で釜炒り茶をやりたいという人が出てくればうれしい」と話した。

 週替わりで担当する生産者は次の通り(営業時間は午前10時〜午後4時、アンケート回答でティーパックのプレゼントがある)。

 5〜11日=飯干敏光・坂本佐代美▽12〜18日=小笠秀哉(小笠園代表)▽19〜25日=甲斐鉄也(一心園代表)▽26日〜11月1日=興梠洋一(五ケ瀬緑製茶代表)▽2〜8日=坂本建吾(坂本園代表)▽9〜15日=干川哲朗▽16〜22日=宮崎亮(宮崎茶房代表)▽23〜29日=大原瑞穂(赤藤茶園代表)▽30日〜12月6日=甲斐雅也(甲斐製茶園代表)

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