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西村玄洋さん、連続の大賞

本紙掲載日:2020-10-02
8面
西村玄洋さん
西村さんの受賞作品(提供写真)

日本書芸院三月審査会

◆漢字部門一科審査会員に昇格

 日本最大級の書道団体、公益社団法人日本書芸院の第74回三月審査会の結果がこのほど発表され、延岡市瀬之口町の書家西村玄洋(本名・寿洋)さん(56)が二科審査会員の漢字部門で大賞に輝いた。県内から唯一の受賞で、同部門での大賞は第73回に続いて2度目。これにより、西村さんは6段階ある審査基準の最高位にある一科審査会員に昇格。次回から、全国でもトップクラスの書家と同じステージで審査を受けるという。

 今審査会の漢字部門には全国から約1000点の作品が寄せられ、そのうち優れた作品145点が大賞に輝いた。

 西村さんの作品は古代中国の詩人杜少陵の作品から、生命力にあふれた春の野山の風景と、それをめでる時の心得を詠んだ「庭草」を力強い筆致でしたためた。

 準備を含めて約3カ月をかけた労作で、「賞を取るという力みではなく、淡々と平常心で臨みました。字の勢いはもちろん、行間とのバランスなどに気を付けた」と振り返る。

 10歳から、母親で県内屈指の書家でもある西村和香さんに師事。22歳で書道師範の資格を得ており、50年近くにわたって努力を重ねている。

 一つの書展の結果が出るまでは「天命を待つ」という心境だという。それが終われば、次に挑むという流れで1年が過ぎていく。精進を続ける日々に「道の途中だが、賞をいただくと、ある程度は達成感を感じられるようになった」。

 今後については、「墨をしっかり入れて行間の響きが伝わるよう、格調高く仕上げたいと思っているが、なかなか思うようにはいかない。優れた先生方の作品を目にして、自分の作品に取り入れたい」と向上心は尽きない。

 次回からは一科審査会員として、さらに厳しい審査を受けることになるが、「まずはお世話になった諸先生への感謝の気持ちを忘れないこと。そして常に平常心で、力むことなく書に臨みたい。一科会の最高峰は史邑(しゆう)賞と言うが、これは高根の花。勉強させてもらうつもりで、こつこつとやっていきたい」と笑顔で目標を口にした。

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