お姉さんチームに挑む

本紙掲載日：2020-10-01

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ガールズ・レディースサッカーフェスタ

◆小学生６チームが熱戦－カメリアＦＣ、健闘３位

　ＪＦＡガールズ・レディースサッカーフェスティバル・ガールズゲーム２０２０九州宮崎県予選（県サッカー協会主催）が９月２１、２２日、宮崎市清武総合運動公園多目的広場であり、延岡市のプリンセス・カメリアＦＣなど県内の小学生６チームが色とりどりのユニフォームに身を包み、ピッチを駆けた。

　フェスタには、宮崎市、都城市、延岡市、日南市など県内各地から１２歳以下の女子単独・選抜６チームが出場。試合は８人制で行われ、初日はＡ、Ｂ２パートに分け総当たりでリーグ戦を行い、２日目はリーグの順位によりトーナメント戦を行い、上位２チームの九州大会出場枠を目指した。

　延岡市、日向市、門川町の小学生で編成するカメリアＦＣは、１２人の登録メンバーのうち６年生は２人と少なく、５年生７人、４年生３人。６年生中心の〃お姉さんチーム〃に果敢に挑んだ。リーグ初戦の宮崎みらいは、ＦＷ・菊池凜のゴールなどで３点を奪い幸先良いスタート。続く、宮東女子戦は前半早々、立て続けに３点を決められ苦しい展開に。後半、ようやく１点を返したが、その後は宮東の堅守を崩せず、予選リーグ１勝１敗の２位で決勝トーナメントに進んだ。

　トーナメント１回戦の相手はＢパート１位の宮崎さくら。前半の立ち上がりこそ、主将の吉田天心、川野理名のバックス陣がさくらの攻撃をしのいだものの、さくらＦＷのスピードが上回り、前半だけで３失点。後半は攻勢に転じたものの得点なく０―４で敗退。九州大会出場の夢は断たれたが、３位決定戦でＮ・Ｋ・Ｇ（日南・串間ガールズ）に６―２で快勝。欠員が出た場合の補欠枠を確保した。

　４、５年生チームの健闘に、松田直久監督は「新型コロナの影響などで練習環境が整わない中、低学年中心のチームでよく戦った。体力や技術は６年生に及ばなかったが、３位は立派な成績。来年が楽しみです」と選手をたたえた。

　カメリアＦＣのメンバーは次の通り。

吉田天心（旭小５年）＝主将、髙崎夕乃（延岡小５年）、川野理名（平岩小５年）、辻本るな（土々呂小５年）、白石好実（門川小４年）、菊池凜（草川小６年）、草野凛（南方小４年）、河内聖華（大王谷小６年）、河内優梨花（同４年）、佐藤輝歩（五十鈴小５年）、堀田華鈴（延岡東小５年）、児玉寧々（同）

　結果は次の通り。

【予選リーグ】
▽Ａパート
宮東女子４―０宮崎みらい、カメリアＦＣ３―０宮崎みらい、宮東女子３―１カメリアＦＣ

①宮東女子２勝②カメリアＦＣ１勝１敗③宮崎みらい２敗

▽Ｂパート
宮崎さくら６―１都城ガールズ、Ｎ・Ｋ・Ｇ２―１都城ガールズ、宮崎さくら３―１Ｎ・Ｋ・Ｇ

①宮崎さくら２勝②Ｎ・Ｋ・Ｇ１勝１敗③都城ガールズ２敗

【決勝トーナメント】
▽１回戦
宮東女子２―０Ｎ・Ｋ・Ｇ、宮崎さくら４―０カメリアＦＣ

▽決勝
宮崎さくら１―０宮東女子

▽３位決定戦
カメリアＦＣ６―２Ｎ・Ｋ・Ｇ

◇小、中、高校生の新入部員を募集

　創部１８年目を迎えるカメリアＦＣは、小学生、中学生、高校生の新入団員を募っている。

　練習は、毎週金曜日の午後８時から同１０時まで、延岡市緑ケ丘の延岡工業高校グラウンド・体育館で。「参加を希望される方は保護者同伴の上、一度練習を見学してみてください」と松田監督。会費は、月１５００円（グラウンド、ナイター使用料金など）。