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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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災害救助法の適用ならず
◆延岡市・独自に家屋復旧を支援
昨年9月22日。三連休ど真ん中の日曜日の朝、延岡市役所の電話がせきを切ったように鳴り始めた。台風17号の接近に備え、自宅待機していた市職員の携帯電話にも連絡が相次いだ。竜巻被害を知らせる内容だった。
これを受け、市は午前9時に対策本部を設置し、会議を開いて情報の収集と被害の把握に努めることを確認。風で破損した屋根などを覆うブルーシートの配布や、災害ごみの受け入れの準備など、職員は対応に追われた。
竜巻は平原町や中島町、日の出町、中川原町、夏田町など市内中心部を南北に縦断。500戸以上の住宅や20棟を超える農業用ハウスの破損、イネの倒伏や水田へのがれき・ガラスの破片の飛散などの爪痕を残した。
受け付けた住宅関連の罹災証明は、大規模半壊1件、半壊3件、一部損壊508件の512件。市は、復旧に公的支援を受けるため、災害救助法の適用を国などに求めたが、被害が適用基準に合わず独自事業で支援した。
被害を受けた家屋の屋根などの修理費用の一部や、復旧と合わせた耐震改修工事費の一部を補助するなど各種事業のほか、全国から寄せられた義援金なども活用。被災した家屋や農業施設などの多くが復旧を終えている。
2006年にも竜巻災害に見舞われた延岡市。発生が想定される南海トラフ地震をはじめ、未曽有の被害をもたらした東日本大震災や熊本地震、各地で頻発する豪雨災害などを踏まえ、防災力の底上げに取り組む。
情報発信力の強化には、市災害情報メールのほかに、市政情報を伝えるSNSも活用。先の台風10号接近時は、1年前の竜巻を教訓として、発生予想が困難な竜巻への警戒を高めてもらおうと気象庁の竜巻注意情報をSNSで初めて配信した。
ブルーシートに関しては、1年前は市役所に数百枚を備蓄していたが足りず、災害応援協定を結ぶ事業者や団体などに協力を要請して計1625枚を集め、配布した経験から、現在は2000枚を備蓄しているという。
防災ハンドブックも危険を視覚的に捉えられる実用性を高めた内容に改訂し、市内全戸に配布。竜巻に関しては発生のメカニズムや屋内・屋外にいる場合の避難行動、保険の見直しなども掲載した。
市危機管理室の羽田克広室長は「竜巻だけに限らず、最近は全国で想像を超えた風水害なども相次いでいるので、防災講話や訓練で防災ハンドブックを使って自分の身を守る行動を周知していきたい」と話している。