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「竜巻から1年」(4)19年9月22日

本紙掲載日:2020-09-24
1面
宮崎大工学部の宮城助教(右)と牧野さん

移動速度、推定時速約96キロ

◆宮大4年牧野さん、映像解析で研究

 低く垂れ込めた黒い雲が、渦を巻きながら速いスピードで移動していく。「五ケ瀬川で水しぶきを上げ、吸い上げているので、竜巻であることは分かる」。宮崎大学工学部環境ロボティクス学科の宮城弘守助教(64)は、パソコン画面の映像を指しながら説明した。

 日本風工学会風災害研究会委員でもある宮城助教は、昨年9月22日の竜巻災害直後、延岡市を訪れて被災状況を調査。さらに、国交省延岡河川国道事務所が設置している河川ライブカメラや市民が撮影した動画、ドライブレコーダーに記録された映像などを用いて、竜巻の特性を解析した。

 宮城助教によると、竜巻の特徴に挙げられる漏斗雲のような雲を識別するのは困難だったが、映像から竜巻の方位を測り、これと被害線の交点から竜巻の位置と時刻を推定。区間ごとの移動速度を推定し、前後に外挿するなどして速度を求めた結果、竜巻の移動速度は時速96キロとなったという。

 同学部4年の牧野仁胤=ひとつぐ=さん(23)は、記録された映像を活用して竜巻を検知する卒業研究に取り組む。「竜巻のメカニズムは詳しくは解明されていない。この分野の発展につながれば」

 大阪市出身の牧野さんは、高校2年の時、吹奏楽のボランティア演奏で東日本大震災被災地の岩手県大槌町を訪問。陸に乗り上げた船など現地の被災状況を目の当たりにし、「防災に役立つようなことを成し遂げられたら」との思いを強くした。

 映像解析で研究しているのは、 ̄憶親阿鯊えられるか風景が遮られることを利用して竜巻を捉えられるか――。△任蓮⊇忙丗膓局婉瓩ら愛宕山方面を映した映像を基に、山の手前を横切る雲の低さ、動きから竜巻と推定。10秒ごとの画像を白黒に変換し、さらに2画像のうちの1画像を色反転して足し合わせると、移動する雲が暗く表示される。山や建物など変化しない景色は白く表示されるので、暗く表示された雲を追うことで竜巻の動きを可視化する狙いだ。

 また、雲画像の階調値の増減を青色と赤色で区別して際立たせる処理も研究中。牧野さんは、「もしかしたら雲の渦運動も捉えられるのかもしれない。そのあたりを考慮して、改良を進めていけたら」と今後の展開の抱負を語った。

 「見て判断するというものを自動化して警報などを発せられたら、役に立つだろうと思う」と言う宮城助教は、「今回の結果を見て感動した。彼の映像処理に期待している。ぜひ頑張ってもらいたい」とエールを送った。

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