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不明の4人どこに

本紙掲載日:2020-09-14
1面
土砂崩れ現場では投光器の明かりを頼りに夜8時まで捜索活動(9日)
岩屋戸ダムではボートによる捜索(10日)

懸命な捜索も手掛かり見つからず

◆捜索開始から1週間−椎葉村土砂崩れ

 建設会社「相生(あいおい)組」(相生秀樹社長)の家族ら4人が行方不明となっている椎葉村下福良の土砂崩れ発生から1週間が過ぎた。警察や地元消防団などが懸命の捜索を続けているが、発見につながるような手掛かりはまだ見つかっていない。「早く見つかってほしい」。家族を知る地域の人たちの祈りは続いている。(3面にこの1週間)

◇川を越えた土砂

 土砂崩れは台風10号が県内に接近した6日夜に起きたとみられる。斜面約200メートル、幅20〜40メートルの規模で土砂が崩れ落ち、相生組の事務所や倉庫、相生社長の自宅をのみ込み、相生社長の息子で専務の泰孝さん、妻の勝子さん、ベトナム人技能実習生2人の安否が分からなくなった。

 土砂は相当な速さで流れ落ちたとみられ、大量の土砂が十根川を越えて対岸の道路にまで達していた。現場を2度視察した日向地区建設業協会の黒木繁人会長は「一瞬のうちに形あるものがなくなってしまってあぜんとした。まさか…という気持ちだった」と振り返る。

◇相生組はトップランナー

 相生組は道路や河川など一般土木を手掛け、村内では大きな会社。「優秀で責任感があり、他の建設業社を引っ張っていくような存在」(建設関係者)という。その中で泰孝さんは会社の中心的な存在として会社を経営。勝子さんは活発な秀樹社長を支えていた。

 泰孝さんは今年4月から日向地区建設業協会青年部の部長に就いた。初年度から自分のビジョンを打ち出していたという。部長職を引き継いだ坂本浩一さん(44)=美郷町=は泰孝さんと県産業開発青年隊の同期。「信念が強く、自分がこうだと思ったら実行するタイプ。人の話は広く聞くし、人望が厚い」と話す。「やりたいことがいっぱいあったが、今年はコロナで何もできていなかった。10月の勉強会で使う資料も率先して作っていたようだ」という。

 2人をよく知る日向地区建設業協会の黒木繁人会長は「泰孝さんは非常に優秀で経営的な感覚もあり、協会としても将来の協会長候補だった。勝子さんも非常に明るく、会社も地域も協会も陰から支えてくれる人。だからこそ相生組がトップランナーとして伸びてきているのだろう」と話す。

◇地域の貴重な人材

 技能実習生のベトナム人2人は今年4月から相生組で働き始めた。秀樹社長が何度も現地に足を運んで採用。地域を支える貴重な人材として期待されていた。

 建設業に限らず、幅広い産業で外国人労働者の受け入れが進んでいる。宮崎労働局のまとめ(昨年10月末現在)によると、県内の外国人労働者は5028人で、前年同期より884人(21・3%)増えて過去最高となった。国別ではベトナムが全体の約42%と最多だった。

 雇用する事業所も増え続け、特に従業員30人未満の小規模事業所が多い。高齢化や人材不足に悩む建設業でも、ここ数年増えているという。

 2人の働きぶりを知る男性は「2人とも優しくて仕事を真面目にする。今年の春に来て日本語はまだまだだけど、積極的に会社の人たちとコミュニケーションを取っていたみたいだ。会社も若い2人に期待していたし、会社の人たちも2人をかわいがっていたと聞いている」と話した。

◇責任感が強いから…

 台風10号が最接近した日に事務所にいた泰孝さん。台風通過後の災害復旧に備えていたとみられる。

 黒木会長は「災害があると地元の建設会社がインフラを整えて、自衛隊や機動隊が動けるようにしている。地域に貢献するんだという心でやっていて、(相生組は)その先頭に立っていた会社だ。責任感が強いからこそ、こんなことになってしまったのかもしれない」。

 黒木会長は「まずは協会員の命を守る。命を守った後に地域に貢献していく」と今後の災害に備えた。


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