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延岡市、過去最多6005件

本紙掲載日:2020-09-09
1面
各消防本部は救急車の適正利用を呼び掛けている

9日は救急の日−いたずら約2割、適正利用を呼び掛け

◆高齢者が増加−3消防本部で6割以上

 9月9日は「救急の日」。県北の各消防本部では、出動件数、搬送人数ともに増加傾向にある。さらに救急要請が増えれば、重篤な傷病者への出動が遅れ、救える命が救えなくなる恐れがあることから、各消防本部は救急車の適正利用を呼び掛けている。

 県北の救急車による昨年1年間の出動件数をみると、延岡市は6005件(前年比0・9%増)で過去最多。日向市は過去最多だった昨年とほぼ同じ3270件(同0・2%減)。西臼杵は816件(同1・1%増)。1日平均で延岡市が約16件、日向市が約9件、西臼杵が約2件出動したことになる。

 事故種別では「急病」が最も多く、延岡市は約58%、日向市は約62%、西臼杵は約56%と半数以上を占めた。そのほか、各消防本部とも「転院搬送」「一般負傷」「交通事故」が上位を占める。

 出場件数の増加に伴い、入院の必要がない軽症者の搬送も増加。搬送人数のうち延岡市は約37%、日向市は約46%、西臼杵は約28%だった。延岡市消防本部警防課は「ただし、胸が痛いとか、言葉がうまくしゃべれない、いつもと明らかに様子が違う場合は、結果が軽症だとしても119番通報を」と呼び掛ける。

 また、高齢化に伴い、65歳以上の高齢者の搬送人数が増加。延岡市で約67%、日向市で約62%、西臼杵で約69%といずれも6割以上を占めた。

 高齢者の中には、体調が悪くても我慢し、しばらく様子を見ているうちに夜になってしまったという事例が多く見られるという。夜間や週末などは受け入れ医療機関が見つかるまでに時間を要し、救急車が現場到着から搬送先へ出発するまでに1時間以上かかる場合も。同課は「医療機関が閉院する前に受診するか、119番通報をしてほしい」としている。

 問い合わせやいたずらなど緊急を要しない119番通報も多く、延岡市消防本部では昨年、通報受信件数8616件のうち、問い合わせやいたずらなどが2029件(23・5%)に及んだ。サイレンが聞こえた時の問い合わせは延岡市災害案内ダイヤル(電話延岡34・1100)、日向市災害出動案内(電話日向52・8080)まで。

◆各消防、応急手当ての講習を実施

 県北の各消防本部では、応急手当ての普及啓発活動も行われている。延岡市では昨年1年間に応急手当講習を171回実施し、4101人が受講。同市消防本部によると、昨年は救急隊の到着時点で心肺停止状態だった患者123人のうち、6人が社会復帰を果たした。うち3人は市民らが心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)を使ったことで意識を回復したという。

 延岡市や日向市では、AEDの設置場所一覧を市役所のホームページに掲載している。

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