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3密避けホテル選ぶ動きも
◆「大きな被害なく、ひと安心」延岡
「特別警報級」まで発達が予想された台風10号。気象庁が最大限の警戒を呼び掛ける中、県北各自治体の避難所には、風雨が強まる前の6日昼ごろから住民が次々と避難した。また、新型コロナウイルスの影響もあり、3密を避けようとホテルを避難先に選ぶ動きも広がった。
延岡市は6日午前8時、発熱者専用の4カ所を含む69カ所の指定緊急避難所を開設した。同日午後10時には計2820人が避難。検温や手指の消毒、間隔の確保など職員が感染防止の対応に追われた。
避難所に定員は設けておらず、感染防止対策を考慮しながら受け入れたという。ただ、九州保健福祉大や東海小学校など8カ所が早い段階から混雑したため、市はSNSなどで他の場所を検討するよう呼び掛けた。
約240人の市民が避難した市役所では、講堂のほかに会議室なども開放して対応した。市は「早期の避難行動に加え、感染拡大防止についても意識が高く、大きなトラブルなく運営できた」としている。
指定緊急避難所となっている延岡市吉野町の九州保健福祉大学には、開設直後から高齢者や幼い子どもを抱えた家族連れらが次々に訪れ、不安な夜を過ごした。
1人暮らしという同市野地町の女性(62)は「2005年の台風14号のとき、実家のある松山町で胸まで水につかる恐ろしい経験をしました。今回も五ケ瀬川が氾濫するのではないかと思い、実家にいる88歳の母親を高台の特別養護老人ホームに預け、ここに避難してきました」。
一夜明けた7日午前6時すぎ、テレビなどの台風情報を確認した後、「大きな被害はないようです。ひと安心です」と帰宅した。
日向市では694世帯1168人が避難した。日知屋公民館(定員84人)、東上地区コミュニティーセンター(同6人)の2カ所で定員を超えたため、富島中学校など近くの避難所へ誘導した。また、学校の体育館のほかに教室も開放し、混乱は無かった。
門川町は284世帯548人が避難した。町総合福祉センターでは定員を超えたため4世帯6人が近くのかどがわ温泉心の杜(もり)に移動した。このほか、美郷町は257世帯412人、諸塚村は141世帯240人、椎葉村は222世帯439人が避難した。西臼杵地区の避難者数は、高千穂町196世帯375人、日之影町201世帯335人、五ケ瀬町155世帯311人。
◆転倒の女性2人を救急搬送−延岡市内
延岡市内では女性2人が風にあおられて転倒、けがをし、市内の医療機関に救急搬送された。
市消防本部によると、6日午後4時10分ごろ、緊急避難場所に指定されている川島町の祐国寺で、90代女性が階段を上る途中、転倒して頭部を負傷。同40分ごろには、塩浜町の民家で60代女性が玄関内で転倒し、左肩を負傷した。
同市内ではまた、7日未明、古川町の民家で「自宅のアルミフェンスが倒れかかり、風で飛んでいきそう」と通報があり、消防署員が撤去作業に当たった。
◆延岡、日向など県内の広範囲で停電
暴風雨により、延岡市や日向市など県内の広い範囲で停電が発生した。
九州電力宮崎支社によると、7日午前6時現在、延岡市赤水町や北方町八峡などで約850戸、日向市美々津町で約390戸、高千穂町で約1800戸など県内26市町村で合計約2万290戸が停電した。
その後、順次復旧作業が進められ、正午現在の停電戸数は門川町庵川などで約230戸、椎葉村大河内などで約620戸、日之影町岩井川などで約460戸など県内で合計約1万2920戸となっている。
◆内水氾濫なしで稼働せず−北川町の排水ポンプ
2016年から3年続けて内水氾濫の被害に遭った延岡市北川町曽立地区の曽立谷川には、台風の接近に備えて排水ポンプが設置された。北川総合支所によると、ポンプの稼働はなかったという。
北浦町内では民家2軒の屋根や倉庫のシャッターが強風で吹き飛ばされたほか、数カ所で電線の断線や倒木があったという情報が総合支所に寄せられている。