２１日、県内感染者は６人−新型コロナ

都城市の会社社員７人が感染

　県は２１日、県内で新たに門川町職員を含む６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者は３３０人になった。

　また、県は、都城市の企業「双信パワーテック」の社員計７人が感染したとし、「社員やその家族など接触者の調査を進めているが、現時点でクラスターとは断定できない」とした。

　同社の社員はいずれも男性の７人。２０日発表の３２３例目（都城市、４０代）、３２４例目（同、２０代）、２１日発表の３２５例目（三股町、６０代）、３２６例目（都城市、２０代）、３２７例目（同、５０代）、１８日発表の２９６例目（宮崎市、同）、２９９例目（都城市、同）という。

　また、３２８例目の１０代女性（都城市）、３２９例目の２０代女性（同）は、３２３例目の男性の家族だった。


◆２０代の男性職員が感染−門川町役場内を消毒

　門川町は２１日、２０代の男性職員（延岡市在住）が感染したと公表した。

　同町と県によると、同町職員は県内３３０例目の男性。同町によると、職員は１３日の勤務を終えて、３８度台の発熱を確認。１４日以降は閉庁日も含め、出勤していない。

　以降は３７〜３９度台の発熱が継続し、２０日に抗原検査を受けて、陽性が判明した。行動歴や接触者は延岡保健所が調査を進めている。職員は、マスクの着用など感染防止対策を徹底。１４日以降は出勤していないことから、来庁者に検査が必要な人はいない。

　また、庁舎内は消毒済みで、通常通りの業務を継続。接触があった同僚職員は２１日に検査を行ったという。

　安田修町長は「町民、関係者の方々にご迷惑、ご心配をおかけし深くおわびする。県の指示を受けながら、厳粛に対策し、感染防止に最善を尽くす。職員一丸となって業務に粛々と取り組む」とコメントを出した。