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長浜海岸で「笠流し」

本紙掲載日:2020-08-17
3面
波打ち際で祈りをささげる参列者。つぼみも含め5種類の花が付けられたかさには前垂れと後ろ垂れも付いており、「顔を隠すことで神様と一緒になれる」からだという

伊形花笠踊り保存会−延岡

◆コロナ禍でも神事は絶やさずに

 延岡市の「伊形花笠(がさ)踊り保存会」(重黒木實行会長)は16日、同市新浜町の長浜海岸で「笠流し」の儀式を行った。波打ち際に砂を盛って作った祭壇には、舞い手がかぶるものと同じ花がさが飾られ、保存会のメンバーら関係者が祈りをささげた。

 同踊りは、約400年前から伊形地区に伝わる伝統芸能。県と市の無形民俗文化財に指定されている。

 7羽のシラサギが同地区を襲った津波を鎮めたことなどに由来するとされ、毎年8月15日の「龍神祭」で伊形小学校6年の希望者らが踊りを奉納。翌16日、花がさに宿った神様に感謝し、海に帰す儀式「笠流し」を行っている。参列者は頭を下げて祈ると、「振り返ってはならない」という伝えを守り、振り向くことなく浜から立ち去った。

 保存会は毎年祭りのために、花笠を手作りしている。新型コロナウイルスが流行した今年も開催に向け、重黒木会長らが4月ごろから取り掛かり、7月末からは児童に踊りの指導を始めていた。しかし感染拡大で踊りは中止。神事のみの開催となり、保存会は伝統技法で作った花笠を舞う予定だった児童10人に「龍神祭」で手渡したという。

 全ての神事を終え「昔からの行事。神事だけは絶やさないでいきたい」と話した重黒木会長は、今年は小学6年生の時に舞った中学生が、稽古に参加して後輩に教えるなどの光景が見られたことを挙げ、「できる限り若い人たちを育て、次の世代につなげていきたい」と話した。

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