体験講座や昔話

みやはく夏休みのイベント

　県総合博物館（宮崎市神宮）は夏休み中、「２０２０みやはく夏のイベント」と題して、無料で楽しめるさまざまな常設展や体験コーナーを用意している。

　県内の天然記念物紹介、化石の展示、学芸員によるガイドツアーなどを実施。開館時間は午前９時〜午後５時（入館は同４時３０分まで）。毎週火曜定休だが、８月１１日は開館する。問い合わせ先は同博物館（電話０９８５・２４・２０７１）。

　期間中のイベントは次の通り。定員があるものは当日の先着順。

◆特別展示室展示
▽「記念物１００年〜守り受け継ぐために」展（８月２３日まで）＝記念物を保護するための文化財保護法の前身である「史跡名勝天然記念物保存法」が制定され、２０１９年で１００年を迎えたのを記念し、同館所蔵の「史跡」「名勝」「天然記念物」に関する資料を展示し、県内の指定や登録を受けている記念物を紹介する。

◆エントランスホール・ロビー展示
▽「楽しく学ぼう！海の自由研究」展（９月６日まで、１階エントランスホール）＝海の生き物をテーマに自由研究を進めていくヒントとなる情報を提供する。
▽パネル展示「恐竜博士になろう」（８月１９〜３０日、２階ロビー）＝子どもたちに古生物に興味を持ってもらうため、人気のある恐竜に関する情報を集めたパネルを展示する。
▽県地域資源ブランドフォトコンテスト（８月１７日まで、２階ロビー）＝県の地域ブランドの魅力発信を目的に、関連する写真作品やパンフレット、グッズを展示する。
▽宮崎の伝統工芸品（８月１〜３０日、１階エントランスホール）＝日常生活で目にする機会が減っている郷土や文化を伝える伝統工芸品の実物を展示する。

◆体験講座
▽学芸員によるガイドツアー〜流域の考古学（８月３、１７、２１日の午後２時からの２０分間、常設展示室）＝考古コーナーで県内の川をテーマに、出土した遺物を紹介し、当時の暮らしについて学ぶ。小学生以上１０人。
▽マイクロプラでストラップづくり（８月７、１７日午前１１時〜１１時３０分、研修室２）海を漂うマイクロプラスチックを観察し、ストラップを製作することで、その存在が身近なものであることや海の環境問題について学ぶ。幼児以上４家族。
▽学芸員による民家園ガイドツアー（８月７日午前１１時〜１１時３０分と午後２時〜２時３０分、民俗展示室・民家園）民俗展示室の作小屋・かやぶきコーナーと民家園を回りながら、民俗担当学芸員が昔の民家について説明する。小学生以上１０人。
▽種の模型を飛ばそう！（８月１９日午前１０時〜１１時と午後２時３０分〜３時３０分、民俗展示室出口・正面玄関外側）＝風散布を行う種の模型を作製し、屋外でさまざまな種の飛び方を観察する。幼児以上１０家族。

◆常設展示室
▽水モンをさがせ！（８月２８日まで）＝各所に設置したエントランスホール展に登場する「水モンキャラクター」８種類を探しながら、常設展を見学する。平日限定イベントだが、８月１１〜１４日は除く。
▽みやざきの昔話公演（８月１５日午後１時３０分〜２時１０分、民俗展示室作小屋）＝民家園語りの会が夏休み限定の〃こわ〜い話〃を聞かせる。