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支援活動のスキル磨く−災害ボランティアリーダー

本紙掲載日:2020-07-30
2面
講演する松永さん

NPO法人代表・松永さん(大分)招き研修−延岡

 延岡市社会福祉協議会(柳田泰宏会長)の災害ボランティアリーダースキルアップ研修は19日、同市社会福祉センターであった。市内の災害ボランティアリーダーら約100人が参加し、災害時に必要とされる活動などについて学んだ。

 この日は、NPO法人リエラ代表の松永鎌矢さん(大分県日田市在住)が講演。同県を拠点に取り組む災害復旧支援活動を紹介したほか、7月豪雨の被災状況などについて話した。

 その中で7月豪雨については、3年前の九州北部豪雨の時と異なる点に新型コロナウイルスの影響を挙げ、現在も復旧作業が続く日田市では「(感染防止のため)県外からの直接的な支援は断っている」と説明した。

 また、災害によって人は金銭的なものを失う「損失」と歴史建造物等の象徴的なものを失う「喪失」があるとし、「心を支え、優しく背を押してくれるボランティアは、被災者の特に『喪失』のダメージ緩和に大きな役割を果たす存在」と話した。

 会場ではヘルメットや高圧洗浄機、水切りワイパーなど災害支援時に活躍する資機材の紹介があったほか、「水害時の被災者のニーズ」をテーマに、被災状況に応じて必要な資機材や活動内容を考えるワークショップも行われた。

 延岡市や同市社会福祉協議会が進めている災害対応の説明もあり、参加者は直近の被災地の現状や地元行政の取り組みについて理解を深めながら、ボランティアの重要性を再認識していた。

 災害ボランティアリーダーは、災害に関する豊富な知識を持ち、被災者と災害ボランティアセンターとの橋渡し役や被災地で活動するボランティアグループのまとめ役などを担う人のこと。円滑な復旧支援に欠かせない役割として重要視されている。延岡市社会福祉協議会は、主催する養成講座の受講修了者を同リーダーとして認定している。現在の登録数は796人。


災害時の対応などについて理解を深めた延岡市の災害ボランティアリーダーら
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