農業委員１４人に辞令－日向市

本紙掲載日：2020-07-27

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農地利用最適化推進委員、１６人に委嘱状

　任期満了に伴う日向市農業委員会委員の辞令交付式が２０日、市役所であり、十屋幸平市長が１４人に辞令を手渡した。第１回総会も開かれ、会長に股野満男さん（７１）＝同市美々津町＝を再選、会長代理に細川豪邦さん（５７）＝同市塩見＝を選んだ。その後、農地利用最適化推進委員１６人への委嘱状交付式もあった。任期はいずれも２０２３年７月１９日までの３年間。

　農業委員会は、市長が市議会の同意を得て任命した農業委員で組織。農地法などに基づき、合議体として許認可業務の意思決定を行うほか、遊休農地の発生防止や農地集積の推進などを行う。農地利用最適化推進委員は同委員会の委嘱を受け、それぞれの受け持ち地区の現場活動を行い、農地利用の最適化を推進する。兼任はできない。

　辞令交付式と総会に出席した十屋市長は「現場の実態を熟知している皆さんには、今後とも担い手育成や農地の集積、遊休農地の解消などに尽力いただきたい」。来賓の黒木高広市議会議長は「委員としての使命と誇りを胸に、地域の農政リーダーとして本市農業の発展に貢献していただきたい」と激励した。

　再選された股野会長は「農地利用最適化推進委員の皆さんとともに、より良い活動を行っていきたい。農業委員の皆さんにも今後３年間、協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

　総会後にあった農地利用最適化推進委員への委嘱状交付式では、股野会長が委員１６人に委嘱状を手渡した。

　この日に先立ち、１７日には退任の農業委員会委員１人と、農地利用最適化推進委員５人に感謝状が贈られた。

　農業委員会委員（◎は会長、〇は会長代理）と農地利用最適化推進委員、退任した各委員は次の通り（いずれも敬称略）。

【農業委員会委員】
◎股野満男（美々津町宮ノ下区）○細川豪邦（塩見中村区）黒木耕作（日知屋庄手区）山本孝志（塩見奥野区）松木親則（塩見権現原区）治田健（塩見権現原区）甲斐英敎（平岩金ケ浜区）溝口秀樹（平岩籾木区）安藤嘉弥（美々津町石並区）海野善文（東郷町寺迫区）鈴野淺夫（東郷町鶴野内区）田原千春（東郷町田野区）寺原勝（東郷町坪谷区）那須成章（東郷町坪谷区）

【農地利用最適化推進委員】
直野廣義（東郷町福瀬区）矢野睦男（東郷町田野区）黒木義行（日知屋幡浦区）山口佐知男（東郷町仲深区）黒木藤市（塩見永田区）橋口泉（東郷町小野田区）黒木豊喜（塩見奥野区）菊田泰徳（富高本谷区）黒木眞壽美（美々津町高松区）黒木幸義（美々津町高松区）佐藤力（塩見中村区）黒木和男（平岩鵜毛区）安藤政廣（東郷町寺迫区）赤木康（財光寺切島山１区）児玉恭司（平岩本宮区）野田正明（東郷町迫野内区）

【退任】
農業委員会委員＝鈴木一徳（富高本谷区）▽農地利用最適化推進委員＝児玉一良（富高本谷区）黒木好美（塩見奥野区）松木久己（塩見権現原区）甲斐敏男（平岩金ケ浜区）植野栄二（東郷町寺迫区）