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校内放送で平和学習−岡富中

本紙掲載日:2020-07-27
6面
校内放送の前に学級担任から延岡大空襲について説明を受ける生徒たち
事前の収録で、体験者14人の手記を朗読した池田さん

私たちの学校の場所も空襲を受けた−延岡

 延岡市の岡富中学校(粟田茂樹校長、302人)は22日、校内放送による平和学習を行った。夕刊デイリー新聞社の坂本光三郎記者が講師を務め、事前に収録した自身のナレーションと、宮崎市在住の声優・俳優池田知聡さんによる体験者の手記の朗読を放送。直接会えない生徒たちに向けて、放送室から戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えた。

 太平洋戦争末期の1945(昭和20)年6月29日未明の延岡大空襲によって、当時同校の場所にあった県立延岡高等女学校の校舎は全焼。からみれんが塀だけが残り、今も同校の正門側の塀として使われている。

 こうしたことから同校では毎年平和学習を行っているが、今年は新型コロナウイルス感染防止策で全校生徒が一堂に集まれないため、校内放送に切り替えた。

 学習をより深めるため、教員が事前に坂本記者から解説を受け、当日、各クラスで延岡大空襲の概要を説明。それから放送に入った。坂本記者は、自己紹介をした後、事前に収録した音声を流した。

 その中で池田さんは体験者14人の手記を朗読し、当時の人たちの苦しみや悲しみ、延岡の町並みが失われていく様子を浮かび上がらせた。坂本記者が解説を加え、戦前の1936(昭和11)年に録音された「延岡小唄」も流した。

 最後に「今は戦後75年だが、あす戦争が起きれば今が戦前になってしまう。そうならないためにも、まずは知ること。本を読んだりテレビを見たりして考えてみて。君たちに未来は懸かっている。平和を続けていきましょう」と呼び掛けた。

 生徒会副会長の新名結鈴さん(3年)は「空襲を体験した人の中には私たちと同じぐらいの年齢の子もいたと思う。この事実を忘れることなく、平和について考える機会を増やしていきたい」と話した。

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