コミュニティ・スクール−４校でスタート
本紙掲載日：2020-07-23
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保護者や地域住民、学校運営に積極参画−延岡市教委
保護者や地域の人たちが一定の権限を持って学校運営に参画する「コミュニティ・スクール（学校運営協議会制度）」が、延岡市内の岡富中学校と南中学校校区（南小、緑ケ丘小、南中）でスタートした。学校の教育目標や運営計画について協議するほか、教育委員会へ意見できるなど独自色も盛り込んだ。延岡市教育委員会は３年後までに市内の全小中学校で順次、導入する計画だ。
コミュニティ・スクールは、２００４年の地域教育行政の組織および運営に関する法律の改正で導入された制度。保護者や地域住民、教職員らが委員となり、校長が作成する学校運営の基本方針の承認や意見ができる。
市教委は１７年から市内の小中学校で順次、実践研究を開始。第１期で取り組んだ岡富中と南中校区では、実践研究と準備期間を経て今年度から本格スタートさせた。
◆岡富中、委員９人に委嘱
このうち、岡富中（粟田茂樹校長、３０２人）では１５日に委員９人への委嘱式があった。学校側は今年度の運営方針、キャリア教育やボランティア活動などの計画を説明。今後の動きを確認した。
学校教育課の�眇晃�一課長は「多様な職種の方が委員になっていただき、これからの活動に大変期待している」と話した。
岡富中の委員は次の通り。
▽水永正憲（県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター）榎本雄介（大貫診療所院長）吉岡由華（新世紀代表）松田陽子（城山ふとん店店舗責任者）早�鷂�一（市議会議員）峰田知恵子（こども食堂のべおか今山代表）押川敬視（めだかファミリーグループ代表）尼ケ塚将義（岡富中学校区青少年育成連絡協議会長）山田稔（元岡富中学校ＰＴＡ会長）粟田茂樹（岡富中学校長）