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小学生が環境学習−岡富小

本紙掲載日:2020-07-20
7面
いろんなごみが書かれたカードを分別する岡富小の児童

分別の仕方を学ぶ

◆「捨てる前に一度考える」

 延岡市の岡富小学校(柳田光一郎校長、401人)の4年生64人は15日、市クリーンセンターの安藤江理子副総括主任ら3人から正しいごみの分別について学んだ。

 安藤副総括主任は、海に流出したレジ袋やペットボトルなどの海洋プラスチックごみが世界で年間800万トンもあり、アザラシの首にレジ袋が絡まったり、ウミガメの鼻にストローが刺さるなど海の生き物に悪影響を及ぼしている問題を説明した。

 その後、児童は、リフューズ、リデュース、リユース、リサイクルの4Rについて学習。洋服やゲーム機、大型家具などが、燃やすごみや燃やさないごみなど九つある分類のどれに当てはまるのか考えた。

 また、牛乳パックは切り開いた状態で古紙に、ペットボトルのラベルとキャップはプラスチックに分別することなどを学んだ。職員は児童に「ごみを捨てる前に、分別してリサイクルできないかもう一度考えてみて」と呼び掛けた。

 児玉葵さん(9)は「ごみの分別はいつもしている。今日学んだことを生かして、改めて分別をしっかりとしていきたい」と話した。

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