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日本一小さいハッチョウトンボ

本紙掲載日:2020-07-11
1面
草に止まって羽を休めるハッチョウトンボ(8日、日向市平岩の湿田で)

湿田で飛び交う−日向市平岩

 日本で一番小さなトンボとして知られる「ハッチョウトンボ」が、今年も日向市平岩の湿田で飛び始めた。例年5月上旬ごろから見られていたが、今年は7月に入ってやっと姿を見せた。9月ごろまで見られるという。

 成虫の体長は2センチ前後。雄は羽化直後は橙(とう)褐色だが、成熟すると体全体が鮮やかな赤色になる。雌は茶褐色で腹部に黄色や黒の横しまがある。

 湿地に生えた膝下ほどの雑草の間を羽ばたいて飛んでは、草に止まって羽を休める姿が見られた。

 県版レッドデータブックでは「絶滅危惧粁燹廚忙慊蝓2甬遒砲聾内に広く分布し、個体数も多かったが、湿地が減ったことなどで減少したとされる。県内の生息地は高鍋湿原(高鍋町)がよく知られており、県北では日向市や町の天然記念物に指定している美郷町の南郷地域で確認されている。

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