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国文祭、1年延期

本紙掲載日:2020-06-24
3面

「よかった」「悩ましい」来年開催−受け止めさまざま・文化団体

 来年への延期が決まった第35回国民文化祭と第20回全国障害者芸術・文化祭。各市町村でプログラムを計画していた文化団体からは「延期になってよかった」と好意的に受け止める声がある一方、「何とも悩ましい」と困惑する団体もあった。

 「残念な気持ちはあるが、どの団体も準備不足になることが予測された。準備が整わないまま迎えるよりは、しっかり1年あるという判断は懸命だった」。準備に携わる本田誠人さん(延岡市出身)は延期の判断に理解を示した。「文化はまちと暮らしに根付いて育まれるもの。慌てて準備不足のままやるよりは、しっかり準備の時間が増えるのはいい」と話す。

 古事記をテーマにした新作の日本舞踊上演を計画していた延岡日本舞踊協会の花柳慶次松会長も「一度も稽古ができていなかった。延期になってよかった」と歓迎する。

 稽古が本格化するはずだった時期に新型コロナウイルスによる外出自粛が重なり、東京から振り付け担当の舞踏家も呼べずにいた。「コロナが収まらないままでは不安で観客にも迷惑をかけてしまう。1年間あるので、頑張って稽古ができます」と前向きに捉えた。

 日向市に伝わる神武東征伝説を描いた舞台も2月から稽古が中断していた。演出のサポートをする桃山なおきさんは「中止にならなくてよかった。プラスに捉えていきたい」と話す。

 一方で、「これからもう一回仕切り直しだ」と話すのは、のべおか「第九」を歌う会事務局長の渡邉行守さん。延岡の年末の風物詩となっている「第九」演奏会だが、延期日程で示された期間には12月が含まれない。

 来年は演奏会を2回開くのかどうかも含めて日程を考えねばならず、そもそも今年の演奏会をどうするのかも決めなければいけない。「管弦楽団など関係する団体もあり、歌う会だけでは決められない。何とも悩ましい」と頭を抱える。

 延期の判断が示され、約1年後の本番に向けて再スタートを切ることになった。本田さんは「逆にこの1年間をしっかり楽しんで準備して、1年後に新型コロナという岩戸の扉を県民の文化の力で気持ち良く開けることができたらいいと思う」と願った。

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