夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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努力は消えることない
◆成長しピンチをチャンスに
――きょうになって県高校総体の代替大会が8月2日開催と決まりました。
3年生は全国総体に出場できず、すでに進学や就職の準備を進めていましたが、新しく目標ができて良かった。思い出づくりの大会、全国につながらない大会ということではなく、やるからには全力で頑張ることが大事です。全階級優勝を目指せるよう調整していきたい。
――全国、県高校総体が中止になりました。
3月開催予定だった全国高校柔道選手権が中止になった時点で厳しいだろうなと私自身は思っていました。全国高校総体は、この子たちにとっては一生に一度の一大イベントでかわいそうではありますが、人生80年とした中では小さなことだと思っています。
社会に出た時にいかに頑張るかが大事で、今まで努力して柔道をやってきたことは消えることはありません。生徒たちは高校柔道で精神的に人間的に成長し、これから社会に出て活躍できるようにピンチをチャンスに変えていってほしい
――3年生は落ち込んでいるのではないでしょうか。
生徒を見ている限り落ち込んでいる雰囲気はないですね。すでに3年生は次へのスタートを切っています。それに生徒たちは世界を目指している子や日本一を目指す子、県ベスト4を目指す子など目標が一人一人違うんですよね。目標に向かっている子ばかりですので「試合ないしなぁ」という感じでやっている子はいない。それを見てると誇らしくなりますね。
――コロナの影響で練習内容はどのように変わりましたか。
緊急事態宣言中は、基礎体力トレーニングしかできませんでした。ランニング、ダッシュ、中距離走などが中心です。筋力アップもしていて特に3年生は体つきがすごくなっていますし、練習を見ていても技術と精神面の成長を見られるので「高校総体をやらせてあげたかったな」とやっぱり思ってしまいますよね。現在は、全日本柔道連盟(全柔連)が発表した新型コロナウイルス感染症への対策計画の段階的練習に従って行っています。
――その練習とは。
地域によって感染や自粛程度の状況が違いますので、体力低下によるけがの発生が懸念されることでの基本方針です。段階は数字が小さくなるほど制限が大きくなります。
段階1でできるのは受け身、筋力トレーニング、1人打ち込み、相手と組み合わない練習のみ。時間は1時間以内です。段階2は、組み合う相手を変えない打ち込み、投げ込み、技の研究などで練習時間は1時間程度。段階3は、乱取りや試合稽古をしていいんですが組み合う相手との時間を5分以内にすること、相手の数を5人程度に制限されます。また、出稽古や対外試合は行わないともあります。
このほかにも、健康記録表の作成、共用場所の拭き掃除、消毒、換気、練習前後に自宅でシャワーを浴びる、手洗いの徹底、段階2まではマスク着用の徹底などがあります。
これからもこの段階的練習計画は続くでしょうね。(段階4まであり、取材時は段階3まで)
――柔道部の生徒さんにメッセージをお願いします。
1、2年生は全国大会に出られない学年もあったんだということを胸に秘め、しっかりとした考えを持ってがんばってもらいたい。3年生は、将来、結婚して子どもができて、その子どもがインターハイに出たならば「お父さんは出られなかったんだ。おれの分も頑張れっ」て言えるようにこれからの生活を頑張ってほしい。インターハイがなくなったことでプレッシャーから開放された部分もあるかもしれません。でも、そのことは後々にならないと分からない。やっぱり出たかったという気持ちをプラスに変えてほしい。