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ブルーのユニホームを新調

本紙掲載日:2020-06-20
9面
FC延岡AGATAが新調したユニホーム(左から森永将斗選手、田中瑛修選手)
同社が作製したオリジナルグッズ

FC延岡AGATA

◆オリジナルグッズも

 延岡市を拠点にJリーグ参入を目指す「FC延岡AGATA」がこのほど、ユニホームを新調した。昨年まで使用したオレンジからブルーに変更。同クラブの桑原一太取締役は「戦闘服なので、選手の気持ちも高まる」と今後の活躍に期待を寄せている。

 チームのイメージカラーがブルーに決まったことで、新しい出発を記念したのが新調の理由。色は、同市の澄んだ海と空をイメージし、アウェーカラーはアマチュア規定にのっとりグレーに決まった。

 新調に伴いオリジナルグッズも作ったという。緑のTシャツとタオル、ピンクと緑のトートバッグの3点。現在は価格などを決めていないため販売はしていないが、いずれは開始する予定という。スポンサーや個人会員には先行して配布を行っている。

 新ユニホームは、21日から開かれる「MFA第56回宮崎県社会人サッカー選手権大会」でのお披露目が決まった。全7チームが参加するトーナメント形式の大会。優勝チームは「KYFA第56回九州社会人サッカー選手権大会」と「NHK杯宮崎県サッカー選手権大会決勝大会(天皇杯)」、準優勝チームは天皇杯への出場資格が得られる。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、調整は約3週間と少なかったが、「この期間に意識高く取り組めた」と桑原取締役。全国区で活躍している選手の加入により、戦力も充実した。「勝利を目指したい。無観客になるが、結果を出して延岡の皆さんを元気付けられれば」と誓った。

 今年、高卒でチームに加入した森永将斗選手(19)は「初の公式戦なので、うまくいかないこともあるかもしれないが、学んで次につなげたい」、田中瑛修選手(18)は「この大会の歴史に残る得点王を目指す。初めてのユニホームを着て試合するので、負けられません」と抱負を語った。

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