県陸上競技場、基本設計示す
本紙掲載日：2020-06-19
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県が都城市山之口町に建設予定
２０２６年に開催予定の国民スポーツ大会へ向け、県が都城市山之口町に整備を進める県陸上競技場の基本設計が１８日、県議会総務政策常任委員会（野��幸士委員長）に示された。県が整備する主競技場は鉄筋コンクリート造り４階建てで、芝生席を含め１万５０００席程度の観客席数を確保する。
県国民スポーツ大会準備課によると、整備する施設は、日本陸上競技連盟第一種公認の主競技場と、第三種公認の補助競技場。投てき練習場と多目的広場、休憩所棟など。
概算工事費は２１４億円。うち、県が１５４億円で主競技場と投てき練習場などを整備。都城市が６０億円でその他の施設を整備する。
基本方針は、�〜換饌膕颪筌廛蹈好檗璽弔鮓�据えた施設�▲▲好蝓璽箸筝�民、周辺住民に利用される施設��災害に強い施設―の３点。
主競技場は、７０００席のメインスタンド、４５００席のバックスタンドを有し、左右にそれぞれ１７５０席程度の芝生席を配置。駐車場は、１２００台分程度を確保する。
７月から造成工事に着手し、２０２５年３月の完成を目指す。
委員からは木材活用についての質問があり、同課は「延岡市で整備予定の県体育館は木質化を進めており、陸上競技場についてもできる限りの木質化を前向きに検討したい」と答えた。