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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・佐々木逸夫聖心ウルスラ学園高校校長、聡明中学校・高等部校長

本紙掲載日:2020-06-12
1面

平凡を継続、いつか非凡に

◆心乱さず、自分に出来ることを

――学校内ではどのような対策を取られていますか。

マスク着用の義務化、次亜塩素酸水による校内施設および備品の消毒、体温チェックなどを行っており、私も含めて教師が毎朝校門等で指導に立っています。また、卒業式や入学式では来賓をお断りし、斉唱を取りやめたほか、臨時休校(3月3〜15日)、分散登校、分散参観などの措置も取りました。県外生に関しては、連休中も寮生活を継続してもらい、そうした生徒たちのレスパイト(リフレッシュ・小休止)にも注力しています。

 当校は海に近い立地のため、従来から入学時の生徒に災害時用として非常食とともにマスクの購入をお願いしていました。そうしたこともあってまとまった数のマスクのストックがありましたが、感染拡大以降、かなり数が減ってきていますね。

――学業のスケジュールに変更等はありましたか。

国内での本格的な感染拡大は2月に入ってからでしたが、1月下旬ごろから状況悪化の予感があり、その時点で3月以降に予定していた中学生修学旅行、勉強合宿行事、フィリピン・マニラの修道院行き、オーストラリア・メルボルンでのホームステイなどの中止を決めました。
「子どもを守る」ということは、勉強や部活動を守ることも含まれると考えています。スケジュールの遅延解消には特に気を配っており、臨時休校等による授業日数の不足は、一部テストの中止などで調整することができています。

――部活動の様子は。

部活動も授業の一環という考えの下、曜日と時間を限定しての活動を認めています。生徒からは喜びの声が聞かれますね。
私は県なぎなた連盟の会長も務めており、7月に本校で県大会を開催する予定にしています。中止、延期になる大会も多い中ではありますが、消毒等の対策徹底を前提にしながら、頑張ってきた部活動生のためにも可能な限り努力していきたいと考えています。
部活動はじめ学校運営においては、これまで以上に神経を使う場面が多くなっていますが、テレワークの導入等で先生方にも協力いただきながらやっています。

――生徒の進路への影響について。

影響は決して小さくないと思っています。過去類を見ない状況であり、業種によっては就職が困難になるでしょう。
現在、悩んでいるのは看護科の病院実習、施設実習の受け入れが厳しくなっていることです。規制が多くなるのは仕方ないことですから、速やかに校内実習にシフトしています。同科の生徒たちはモチベーションを落とすことなく勉学に励んでくれています。

――子どもたちに伝えたいことは。

新型コロナ感染拡大による一連の出来事にごく普通の日常の幸せ、ありがたみに気づかされました。生徒たちも同様に実感していることと思います。
彼らに伝えたいのは、継続の大切さです。あいさつでもバットスイングでも、平凡なことを毎日していれば、いつか非凡につながります。大変な事態ではありますが、心乱さず自分にできることを一日一日続けていってほしいと思います。

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