市民大学院で学びませんか−延岡市

県北在住者が対象−２２日まで受講生募集

　延岡市は７月から来年２月まで、同市吉野町の九州保健福祉大学で「のべおか市民大学院」を開講する。原則として月２回、年間１４回程度の講義や公開講座を予定。定員は５３人。２２日まで募集し、応募多数の場合は抽選で決める。受講料５千円（資料代など含む）。

　市民大学院は、九州保健福祉大学の協力で２０００年度に開講。保健・医療・福祉分野を含めたまちづくりについて、より専門性の高い講座を開き、２１世紀のまちづくりリーダーの育成を目指す。講義・講座は同大学の教員が担当する。

　受講対象は、延岡市民と、県北８市町村（日向市、門川町、美郷町、高千穂町、日之影町、五ケ瀬町、諸塚村、椎葉村）に住む１８歳以上で、年間を通して受講できる人（学生除く）。多くの人に受講機会を提供するため、初めて応募する人を優先する。

　申し込み方法は、はがきに住所、名前、年齢、電話番号、職業・勤務先、過去の受講の有無を記入し、市企画課内の大学推進室に郵送する。電話、ファクスでも受け付ける。締め切りは今月２２日（はがきの場合は当日必着）。受講料は７月１１日の開講式で納付する。

　なお、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止など、やむを得ない理由で休講となる場合がある。また、感染発生時など緊急連絡のため、電話連絡が取れない人は受講を断ることもある。講義については、同大学Ｆ講義棟で行うが、学生の授業で使用する場合などは臨時休講となる。

　申し込み、問い合わせは大学推進室（〒８８２―８６８６延岡市東本小路２の１、電話延岡２２・７００３）、ファクス（延岡２２・７０９０）。