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わくわくをカタチに(2)本田泉

本紙掲載日:2020-06-03
6面

ユニット「あんてな」の10年−舞台は…プラネタリウム!?

◆たった3時間のリハーサルで本番−旗揚げ公演に特殊な会場を選んだワケ

 前回はユニット「あんてな」を立ち上げるまでのお話でした。さあ、そしていよいよ2010年に「あんてな」はスタートを切ったのです。

 その記念すべき第1回の公演会場に選んだのは宮崎市にある宮崎科学技術館のプラネタリウム。星にまつわるお話のオムニバス(短編集)で、作品のタイトルは「星の庭」。お芝居あり、コントあり、生演奏の歌ありと盛りだくさんの内容でお送りしました。

 プラネタリウムですから、通常の劇場とは違い星空の演出ができることが楽しかったのを覚えています。東京と宮崎の遠距離恋愛中の男女のお話では、それぞれの場所で星空を眺めながら電話で話すシーンがあり、頭上に宮崎の満天の星と、東京のビルの合間から見える薄暗い星を映し出しました。また、コントでは、「ご覧、あれがべんざだよ」と頭上を指さすと、この公演のために作った便座の形の星座が映し出され、会場からは笑いが。他にも「ゴザ」や「ぎょうざ」などなど。こんなものを映し出すことはプラネタリウムの通常営業では、絶対にないことですよね。

 今まで誰もやったことがないことをやろうとした私たち。というとカッコ良く聞こえるかもしれませんが、その頃の私は、以前入っていた劇団で制作のお手伝いをほんの少し経験した程度で何のノウハウもありませんでした。

 しかも、たいてい演劇の公演では、前日に会場入りし、仕込みをしたり、本番同様に通すゲネプロを行ったりするのですが、あの日会場に入れたのはプラネタリウムの通常営業が終わってから。約3時間で音響や照明を準備し、リハーサルもしなければなりませんでした。

 今考えると恐ろしいのですが、キャスト(出演者)は出ハケ(入退場)のタイミングを確認するくらいしかできずに本番を迎えることになりました。しかし、さすが宮崎で活躍中の役者の皆さん。不安などみじんも見せることなく堂々と演じ切り、会場はたくさんの笑顔と温かい拍手に包まれ、無事に旗揚げ公演の幕を下ろすことができたのです。

 プラネタリウムでの音楽のライブやイベントは、近年では珍しくもなくなったようですが、当時そのようなイベントをする団体は珍しかったらしく、イベント会社の方が舞台の見学に訪れるほどでした。

 怖いもの知らずだったからこそできた舞台。現実的なことを気にしていたら、このような公演を打つことはできなかったかもしれません。そして、何より出演者の皆さんの度胸と団結力に救われました。今となっては奇跡の舞台だと思っています。

 旗揚げ公演にもかかわらずプラネタリウムという特殊な会場を選んだ私。実はその理由がまたドラマなのです。

 たまたま仕事でプラネタリウムを訪れることがあり、中学生の頃の社会見学以来久しぶりにドームを見上げた私は、その大きさに改めて感動しました。そして、学生時代に訪れた時には気にも留めていなかったあることに気付いたのです。そこに「ステージ」があることに。その気付きや発見にワクワクし、カタチにする。その記念すべきはじめの一歩となった「星の庭」は、私にとってもとても思い入れの強い作品となりました。


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