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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・佐々木雅彦延岡学園理事長

本紙掲載日:2020-05-29
1面

生徒−変化、混乱なく元気

◆学習−夏休みを短縮して対応

――感染拡大前と現在を比較して学校運営の面で変化はありましたか。

2月当初、世界中でここまで被害が拡大するとは思っていませんでしたが、当方においてはここまで特に大きな変化はありません。
学校としては、全国に緊急事態宣言が拡大されたことを機に休校を決め、4月21日から5月10日まで計12日間実施しました。県外については、大分県佐伯市にスクールバスを出していますが、休校明けの時点ではまだ県外との行き来に自粛要請が出されていたので、同市から通っている生徒の登校時期はさらに1週間延ばしました。

――ここ3カ月の生徒たちの様子は。

同様に当初から現在まで大きな変化、混乱などはありませんでしたね。欠席もほぼなく、元気に過ごしています。
ソーシャルディスタンスや消毒等、できる限りの対策を十分に取り、休校期間中においては、希望する家庭の子どもたちを校内で受け入れていました。
保護者のみなさんも落ち着いた様子でしたが、休校に関しては「再開してほしい」「続けてほしい」と意見が二つに分かれていました。どちらかというと再開希望の方が多かったようです。また寮生活している県外生の家庭からは、安全性を考慮して一時帰宅ではなく寮での生活継続を望む声が大半でしたね。
卒業式や入学式については、状況から規模を縮小して開催せざるを得ませんでしたが、子どもたちや保護者の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。ご理解の上、ご協力いただいたことに感謝しています。
3月に実施予定だった中学生の修学旅行は延期していますが、現時点では予定が組めない状況です。収束を見計らって実施したいと考えていますが。
9月予定の体育祭と文化祭は現在、実施に向けて検討を重ねています。最悪どちらか一方だけでも開催できればと思っています。

――生徒の進路への影響は。

学習面においては、例年7月21日から8月31日までの夏休みを短縮することで対応します。7月28日から8月19日までに期間変更することで、現状不足している授業日数をまかなうことができます。
部活動に関しては、各大会中止の影響が非常に大きいですね。高校2年生時点で大学から声が掛かる生徒もいますが、2年秋から成長して3年時に活躍する生徒も多く、そうした子たちからすれば活躍する場、機会がなくなったということになります。そのため、学校から大学に向けて各生徒の特徴等をアピールできる推薦書の作成等を考えています。

――教育者として子どもたちにメッセージを。

今回のウイルス禍は、全世界規模の災厄であり、かつ現在においても第2波、第3波が予想され、収束に関して予断を許さない状況です。特に人口密度の高い地域では自粛体制の継続が望ましいでしょう。
誰にとっても初めての事態ではありますが、なんとかみんなで乗り切って、いずれ来る収束の時にこのつらい経験をよい方向に生かしてほしいと思います。

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