【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

救急出動、6千件を突破−延岡市消防本部

本紙掲載日:2020-05-06
8面

搬送人数も増、いずれも過去最高−19年統計

 延岡市消防本部は、昨年1年間の救急救助統計をまとめた。救急出場件数は前年比58件増の6005件で初めて6000件を突破。搬送人数も同じく37件増の5388人(同37人増)で、いずれも過去最多となった。

 出場件数のうち、本署救急隊は4275件(71・2%)。市北部を管轄する延岡北救急隊は1386件(23・1%)。10月1日から運用を開始した延岡南救急隊は3カ月で344件(5・7%)だった。

 出場件数を事故種別にみると、急病が3482件(前年比9件増)で全体の58%を占めた。次いで転院搬送が1235件(同7件増)、一般負傷が724件(同35件増)、交通事故が304件(同22件減)、労働災害が39件(同4件減)。近年、交通事故は減少傾向にある一方、その他は増加傾向にあり、急病、転院搬送、一般負傷は過去最多となった。

 搬送人数は急病が3070人(前年比4人減)で全体の57%。次いで転院搬送が1234人(同9人増)、一般負傷が646人(同32人増)、交通事故が287人(同21人減)。搬送人数の傷病程度別では、3週間未満の入院が必要な「中等症」が2469人(45・8%)。入院の必要がない「軽症」が2004人(37・2%)。3週間以上の入院が必要な「重症」は810人。初診時に死亡が確認された「死亡」は103人だった。

 急病の主な疾病別では、脳疾患が432人(14・1%)、呼吸器系が387人(12・6%)、消化器系が360人(11・7%)、心疾患が334人(10・9%)、その他が1197人(39・0%)。脳疾患は中等症が223人、重症が142人、死亡が7人と中等症以上の割合が86・1%と高くなっている。

 搬送人数の年齢区分では、65歳以上の高齢者が6割超の3601人(66・8%)。18歳以上65歳未満の成人が1431人(26・6%)。生後28日以上7歳未満の乳幼児が182人(3・4%)。7歳以上18歳未満の少年が145人(2・7%)、生後28日未満の新生児が29人(0・5%)となっている。

 重症や高層階など救急隊のみでは活動困難な場合などで、救急車とともに消防車などが出動する「救急支援」は783件。このうち心肺停止が最も多く378件。次いで高層階が118件、繁華街が117件だった。

 休日夜間の出動件数は1726件(28・7%)、搬送人数は1532人(28・4%)。搬送で最も多かったのが急病の992人。次いで転院搬送の215人、一般負傷の214人だった。

 病院別の搬送人数は、県立延岡病院が最多の2710人(50・3%)。次いで市夜間急病センターが329人(6・1%)、平田東九州病院が306人(5・7%)、黒木病院が226人(4・2%)。市外では宮崎大学医学部付属病院が23人、済生会日向病院が11人だった。

 病院への問い合わせ平均回数は1・40回。年々増加傾向にあり、過去8年で最多だった。

 不搬送の原因別出場状況では、現場処置が333件、死亡が89件、その他が82件。緊急性なしも45件あった。

 ドクターヘリ運航実績は、県内で要請があった454件のうち、市消防本部管内への要請が46件(10・1%)。このうち転院搬送が35件、現場出動が5件だった。

 県立延岡病院と連携し、医師を現場に搬送するドクターカーの出動件数は45件。事故種別では交通事故が16件、労働災害が13件、一般負傷が8件だった。

 市民への応急手当て普及啓発活動として、昨年は救命講習を171回実施し、4101人が受講した。心肺停止状態の症例後に社会復帰した6人のうち、3人は一般市民らがAED(自動体外式除細動器)で早期に対応したことで心拍再開。救急隊の到着時には意識が回復していたという。

 救助活動は前年より大幅に増加し、出動件数が86件(前年比38件増)、活動件数45件(同16件増)、救助人数48人(20人増)だった。事故種別では交通事故が28件で発生割合が最も多く、次いでその他の事故が23件、建物事故が22件。救助人数は交通事故が16人、その他の事故が14人、建物事故が12人だった。

その他の記事/過去の記事
page-top