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児童がICT学ぶ−尚学館小

本紙掲載日:2020-04-20
6面
タブレットを操作する児童(17日午後、尚学館小学校)
オンライン会議アプリを使って授業をした平井さん

会議アプリとタブレット使用

 延岡市大峡町の延岡学園尚学館小学校(佐々木雅彦理事長、堀田由美子校長)で17日、5、6年生計38人を対象にICT(情報通信技術)の活用に関する授業があった。

 講師の平井聡一郎さん(ドコモアドバイザー)が来校する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン会議アプリ「ZOOM」を使って授業をした。

 児童は、1人1台ずつ配られたタブレット端末で、自分の顔写真と名前の入った画像を平井さんに送信して自己紹介。

 プログラミングでは、使い慣れないタッチパネルの操作に戸惑う姿も見られたが、プログラムが命令通りに動くたびに「おー」と歓声が上がった。

 また、80年後の人口や仕事など、将来の日本に関する授業も行われた。平井さんは児童たちに「常に自分で考える」「いろんなことをやってみる」の2点をアドバイスした。

 小野遼太さん(5年)は「プログラミングは難しかったけれど、面白かった」、加藤杏奈さん(6年)は「この授業でいろんなことについて考えることができた。遠隔授業は少し違和感があったけど、楽しかった」と笑顔で話していた。

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