県内経済、肌身で感じる厳しい現状
本紙掲載日：2020-04-16
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知事、定例会前に補正提出
河野知事は１５日、定例会見で新型コロナウイルス感染症に関する現状と今後の方向性を説明。「県内経済は、厳しい状況にあると肌身で感じている」として県議会と調整し、６月定例会より前に補正予算案を提出する考えを示した。
知事によると、県内の感染状況は４月に入って、検査件数とともに急増しているが、感染経路が不明な事例や感染集団の発生は確認されていない。
課題として、発生地域からの持ち込みによる感染防止の徹底と、感染集団の発生を阻止。医療体制の確保や、感染者、医療関係者の人権への配慮、二次健康被害やＤＶ、虐待等の発生防止にも十分な配慮が必要だとした。
また、インターネット上での誤った情報やデマの拡散、生活必需品の買い占めなど混乱を防ぐことも挙げた。
また、宮崎市と日南市で、市立の小中学校は臨時休校、県立学校は通常授業を実施していることについては、「県教委としては感染拡大防止を徹底した上で、教育を受ける権利を保障することは重要」との判断を示した。
今後の経済対策の方向性は、国の補正予算に呼応。�ヾ鏡�拡大防止策と医療体制の整備��雇用維持と事業継続のための支援強化（セーフティーネット）�４洩韻魑鵑欧新从儚萋阿良�興・活性化�ぞ�来を見据えた取り組み―。四つの柱に基づいて、補正予算案を早急に準備している。知事は「補正は６月議会まで待っている余裕はなく、大型連休を挟むとかなり先になる」との見方をしており、可能な限り早く作業と調整を進めていくとした。