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▽Ｌ サイズ 1枚 300円
▽ＬＬ サイズ 1枚 500円
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（Ａ４サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加） |
Ｌ サイズ
（8.9×12.7センチ） |
1枚 300円 |
ＬＬ サイズ
（12.7×17.8センチ） |
1枚 500円 |
Ａ４ サイズ
（21×29.8センチ） |
1枚 1,200円
（ラミネート加工は300円追加） |
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市が整備の説明板から
◆本県を代表する近世城郭
延岡市の城山公園内に、延岡城跡の説明板の設置が進んでいる。見る者を圧倒する高い石垣、堅固な防御を誇ったであろう櫓（やぐら）や門の跡など、「続日本１００名城」にも選ばれ、本県を代表する近世城郭である延岡城の魅力を知ってもらおうと、市が整備している。
市都市計画課によると、２０１８、１９年度の事業で３基ずつ計６基の設置が完了しており、今年度もさらに整備を進めていく方針。現在は主要箇所でもある「千人殺しの石垣」「二階門（櫓門）跡」「三階櫓跡」「石御門跡」「天守台」「二階櫓跡」にある。
説明板は横９８センチ、縦７０センチ、高さは８０センチほど。板面には、それぞれ地図と現在地、石垣の構造・規模、関連する歴史の説明文、発掘状況などの写真や江戸時代の絵図などを配置し、外国人にも分かりやすいように英訳文も記載している。
二ノ丸広場にある城山公園管理事務所では、「延岡城跡石垣マップ」を配布しており、このマップを手に巡るとより分かりやすい。同課は「案内板とマップを併せて活用してください」と話している。
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この石垣は、一番下の根石（ねいし）を外すと石垣全体が一度に崩れ、「千人の敵兵を殲滅（せんめつ）する」と言われ、通称「千人殺しの石垣」と呼ばれています。石垣は、のり面の長さが約２２メートル、高さが約１９メートルあり、熊本城の宇土櫓台（うとやぐらだい）、小倉城の天守台に次ぐ九州屈指の規模を誇り、宮崎県唯一の高石垣です。
石垣の積み方は、自然の石をそのまま使用する「野面（のづら）積み」を主体とし、隅角部は細長い直方体の石を長辺・短辺が互い違いになるように積み上げて強度を高める「算木（さんぎ）積み」の技法が、上部は当時の最先端技術である「反り」の技法が用いられています。石垣に用いられている築石（つきいし）には、矢穴や刻印がありますので、じっくりと観察してください。
隅角部にあるコンクリートは、昭和１０（１９３５）年の昭和天皇行幸の際、補強のため施工されたものです。
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城山公園南駐車場から延びる登城道を上った地点にあり、岩盤を削った切り通しに門が造られていました。絵図には「石御門」や「石門」と記されており、両側に岩肌が露出していることからこの名称が付けられたと推測しています。
ここは、城の表門（北大手門）に対する裏門（搦手門＝からめてもん）に当たり、戦時は落城の際の逃げ口として、平時は通用門として使われていました。
石御門の南側真上には三階櫓、北側には白しっくい塀に囲まれた曲輪（くるわ）が備わり、侵入する敵を攻撃しやすい造りとなっています。昨年の発掘調査で、門の礎石や暗きょ排水溝、岩盤を削り構築した階段が検出されました。