ＦＭのべおか番組審議会

　ＦＭのべおかの番組審議会はこのほど、本社のある延岡市大貫町２丁目の夕刊デイリー新聞社大会議室で開かれた。

　最近放送された「緑と歴史の城下町〜延岡と内藤家〜」や「豊人は語る」など、番組のダイジェスト版のほか、開局８周年記念のコマーシャルを試聴したうえで、委員から次のような意見が出された。

　「夕刊デイリー新聞に掲載しているＦＭの番組案内の広告が分かりやすく、効果的だ。聞いてみようかなと思える」「番組によって、歴史や文化など、それぞれにスポットを当てていて、とても良い」「１０周年に向けて、改めて開局理念について伝えていってほしい」

　「番組で取り扱う内容は豊富になっているが、もう少し生活に関係する情報や子ども向けの番組も流してほしい」「新型コロナウィルスの情報など、みんなの関心事をできるだけ早い段階で流してほしい」「夕刊デイリー新聞とのタイアップが以前より増え、うまく機能している印象だ」「音楽だけの時間が多いように感じている。そういった時間に再放送やミニコーナーなどを設けては」など。

　こうした意見にＦＭ側は「いろいろと検討させていただき、また次回の審議会で回答します」と説明。開局８周年記念で作成したクリアファイルのプレゼント企画や新コーナー、新番組、現在進行中の取り組みなどについても説明した。

　また、前回の審議会で出された「台風などの災害時の情報発信は」という質問に対し、ＦＭ側から「台風の時は、その進路によって緊急放送態勢を準備している。昨年の竜巻被害を受けて、延岡市の危機管理室との情報提携をより強化し、できるだけ早く情報を流せるようにしている」と補足説明を行った。