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医療崩壊防ぐ体制を

本紙掲載日:2020-04-07
3面
延岡地区での取り組みを説明する吉田延岡市医師会会長(6日、県庁)
調整本部の設置などを決めた県新型コロナウイルス対策協議会(6日、県庁)

延岡医師会吉田会長・「重症」「軽症」「症状なし」

◆延岡地区は分けて対応準備

 延岡市医師会の吉田建世会長は6日、県新型コロナウイルス感染症対策協議会で、コロナ対策の延岡地区での先進的な取り組みを紹介した。同地区では医療体制を維持、整備する準備を進めており、「重症者、軽症者、ほとんど症状がない人と分けて対応できる態勢を早急に整備しないと、医療はすぐに壊れる」と訴えた。

 吉田会長(吉田病院理事長)は、県医師会常任理事の立場で6日に設置された協議会の委員に就いた。全国で最初に新型インフルエンザのマニュアル作成などに尽力した経験などを基に「医療圏ごとに、保健所、医師会を中心に指定医療機関、協力医療機関、宿泊施設を設定しておく必要がある」と説明した。

 延岡地区ではすでに、延岡保健所や延岡市、消防、警察、医師会、歯科医師会、九保大、企業による会議を3回開催。「(延岡・西臼杵圏域では現時点で感染者を受け入れる病床は)4床しかない。もともと医師、看護師が少ない地域で、指定医療機関が基幹病院。救急外来などもあり、かなり負担になっている。そこが疲弊すると、県北の医療は壊れてしまう」そのために、早め早めに態勢整備を進めてきたという。

 吉田会長の発言によると、軽症者など症状がほとんどない人は宿泊施設や自宅待機が必要。しかし、自宅待機では急に重症化した場合に間に合わない危険性もあり、宿泊施設での管理が理想だとする。

 無症状の人はやむを得ない場合は自宅待機か、宿泊施設。軽症者は協力医療機関でできる限り対応し、指定医療機関は重症者に対応できるようできるだけ、余裕を持たせておく必要があるとした。

 県に対しては「各医療圏域で行政も一体となって、どう対応するか、協議を進めてほしい」と要望した。
協議会や審議会ではそのほかの委員からも「すでに、まん延期に移行しつつあるという前提で、迅速に対応すべき」「保健所職員の負担が心配」「マスク、消毒薬の不足への対応を。また、ワクチンや治療薬が開発された場合に、確実に県内に届くようにしてほしい」などの意見があった。

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