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再選の十屋市長に聞く−日向市

本紙掲載日:2020-03-24
3面

今後の4年間を堅実に

◆交流・関係人口を増やす

 22日投開票の日向市長選で再選を果たした十屋幸平氏(65)=無所属=は一夜明けた23日、同市財光寺の選挙事務所で記者会見を開き、2期目の抱負などを語った。主な質疑応答は次の通り。

――再選を果たし、改めて現在の心境は。

 多くの市民の皆さんに理解いただき、支持いただいたことについて感謝申し上げたい。一定程度評価されたと認識しており、今後の4年間をしっかりと堅実に務めていきたい。

――投票率が37・71%と過去最低を更新した。

 新型コロナウイルスの感染予防の影響もあったと思う。行政として投票率向上のためにさまざまな取り組みは行ってきたが、それ以上に政治や市政に対する関心が薄く低過ぎるという思いはある。期日前投票所の箇所数を増やしたり、会場設営に工夫を凝らすなど、投票しやすい環境づくりをしないといけないのかと思う。

――獲得投票数についてどう考える。

 前回と比べ約4000票減ったが、有効投票総数の約78%の支持があり、一定の評価はいただいたと考えている。1期4年間の中で政策の7割は実行できたと思っており、イベントなど市民と触れ合う場所に出向いてきたことで、親しみやすさもあったと思う。ただ投票率の低下でわたしの投票数が前回より減ったということは批判もあったと認識している。

――まず初めに何に取り組むか。

 誰もが安心して暮らせる地域共生社会という中で、やはり市立東郷病院の持続可能な医療提供体制構築の課題に最初に取り組まなければならないと考えている。あり方検討委員会の答申を受け、病院の施設整備や交通手段なども含めて相対的に庁内で検討し、6月定例議会で方向性を示したい。また、東郷地域は農業で特化した形でまちづくりを進めたいと考えている。道の駅とうごうを中核施設とし、点在する地域のネットワーク化も図っていきたい。

――超高齢化社会や人口減少問題の対策は。

 高齢化問題では地域包括ケアシステムを拡充、深化させたい。人口減少に関しては子どもたちがすくすく育つ環境を整えるとともに、妊娠期から子育て期にわたって切れ目のない支援を行うヘルシースタート事業にしっかり取り組みたい。日向市に移住はしないものの、縁があって観光やサーフィンなどに訪れる人を交流人口や関係人口という形で増やしていきたい。また、サーファーを目指す高校生を全国から募る特認校を県に要請し、まちの特色として打ち出せればと考えている。

――具体的な政策は。

 未来を支える人づくりでは、ICT教育やキャリア教育を推進し、保護者の皆さんが安心して預けられる放課後子ども教室や放課後児童クラブの充実に取り組みたい。産業については細島港を核としたまちづくりを広く進めており、16号をはじめとする岸壁の整備を促進し、工業用地の中で新たな企業誘致を積極的に進めたい。人通りが少ないといわれる中心市街地に、子どもから高齢者までが集えるような図書館機能のある複合施設の整備も検討していきたい。

――2期目の決意を。

 1期目で子育て支援や企業誘致など土台づくりはできた。2期目はそこにプラスアルファしていきながら夢も語っていきたい。「誰もが安心して暮らせる地域共生社会づくり」「未来を支える人づくり」「若者が集い、活気あふれるまちづくり」「細島を核とし、地域の特徴を生かした産業づくり」の四つを大きな柱に、子どもたちが地元に残り、または帰りたくなるような笑顔のあふれる元気な日向市づくりをしっかりと着実に進めていきたい。

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