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日向市長選・統一質問から(4)十屋幸平候補

本紙掲載日:2020-03-19
3面

候補者の回答を掲載

◆国の2019年度予算で細島港16号岸壁(白浜地区国際物流ターミナル)の事業化が決定しています。細島港を生かした産業振興や経済活性化に今後どう取り組みますか

 本市は1951年の誕生以来「港湾工業都市」として発展してきました。東九州の海上物流拠点である細島港を生かしたまちづくりは、市政の不変のテーマです。

 近年、アジア向けの原木輸出が増えているほか、市内企業が貨物船を大型化したり、細島工業団地を中心にこの4年間で17の企業を誘致できました。また、官民一体の運動が実を結び、国において細島港16号岸壁の整備が新規事業化されるなど追い風が吹いています。

 細島港には、本市だけでなく県北地域の産業振興や経済発展への大きな期待が寄せられています。引き続き、物流環境の整備や「みなとオアシス」周辺のにぎわいづくり、自衛艦艇などの寄港誘致、ブルーカーボンによる地球温暖化対策などさまざまな事業で細島港の魅力をさらに高めます。また、農林漁業の担い手の育成や確保、都市部の小売店や飲食店などとの取引の拡大、給食の地産地消など、地域の特徴を生かした産業や経済の活性化を進めます。

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