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「ブリ大尽」の夢再び

本紙掲載日:2020-03-12
1面
赤水沖に設置された大型定置網(提供写真)
操業を終えて港に入る第58青照丸
ブリの水揚げに沸いた荷揚げ場(11日、延岡市の土々呂港)

大型定置、7年ぶり再開−延岡

◆県漁連などが赤水沖で

 休止していた延岡市赤水町沖の大型定置網漁が7年ぶりに再開し、同市土々呂漁港に11日、丸々としたブリ約200匹のほか、サワラ、タチウオ、ニベなど約400キロが初水揚げされた。

 定置網は、県漁業協同組合連合会(宇戸田定信会長)と県漁業販売株式会社が、地元延岡市漁協の協力で2018年9月に県知事の許可を取得。約3億円をかけて網や船の整備を進め、今年1月29日から試験操業していた。

 再開に当たり、延岡、日向市などから従業員9人を新たに雇用。1カ月半に及ぶ試験操業では、40トン以上を水揚げし、2千万円を超える売り上げがあった。また、今月3日にはブリ約1500匹、9日には約2000匹の水揚げがあったという。

 本格操業を開始したこの日は、定置母船「第58青照丸」(19トン)がブリ見山沖に仕掛けた漁場に早朝から出漁。昼前に帰港し、水揚げ作業を行った。ブリは水槽に移され、北浦町の仲卸業者に向けて移送。氷詰めされた後、福岡市などの市場に出荷された。

 漁に同行した県漁業販売の阪元和輝専務は「強風の中での作業は手間がかかった。水揚げ量はこの時期としては普通だが、ブリの型は良かった。年間を通じた平均水揚げが大切で10年、20年の操業を通じて結果を出したい」と話していた。今後、年間売り上げ1億円を目指すという。

 赤水沖の大型定置網漁は、明治時代に同町の日高亀市翁がブリを効率的に取るために考案した「日高式大敷網」の発祥の地。1シーズンに18万匹以上取ったという記録もあり、亀市翁は「ブリ大尽」として全国にその名を知られた。

 しかし、13年8月に地元漁業者が撤退して以来、休止が続いていた。

 県漁連によると、県内の定置網漁は07年から15年の間に大型が11基から8基、小型は98基から81基とそれぞれ減り、定置網漁全体の縮小傾向が続いていた。このため、県漁連が17年2月には宮崎市内海の定置網を再開させていた。

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