春休み前日まで休校

日向市と門川町教委

　日向市と門川町の教育委員会は、現在臨時休校している小中学校について、２６日まで休校とすることをを決めた。

　日向市教委は６日、「新型コロナウイルス感染症に伴う対応」とし、当初１５日までとしていた臨時休業期間を、春休みの前日の２６日までに延長した。

　登校日については、臨時休業期間中の１７日と２７日（ともに午前中のみ）の２回設定。卒業式については、感染予防（全員がマスク着用、手指のアルコール消毒）を徹底して行い、規模の縮小や時間短縮、余裕のある座席配置などを工夫し、中学校は１６日、小学校は２５日に実施する。出席者は卒業生と教職員、保護者、来賓はＰＴＡ会長のみとする。

　自宅待機ができない児童生徒への対応としては、放課後児童クラブや放課後子ども教室、学校での預かりも継続して行う。

　そのほか、今後の感染状況により変更することもあり得る。部活動は引き続き中止とする。

　門川町教委は６日、町校長会と協議、臨時休業期間を春休み前日の２６日までとし、春休み期間中も同様の対応を継続する方針を決めた。

　小中学校の卒業式については、中学校は１６日、小学校は２５日とし、それぞれ規模を縮小して実施。詳細については、臨時休業期間中の登校日についても含め、後日、学校から案内を送付することにしている。臨時休業期間中の部活動は中止。

　小学１〜３年生（１人で留守番をしているなど保護者だけでは対応が難しい児童）を対象として現在行っている学校での「お預かり」については、引き続き行っていく予定。新規に希望する場合は町教育委員会教育総務課（電話門川６３・１１４０）、または各小学校に相談するとしている。

　同教委は、臨時休業期間の見直しなどについては、国の動向や感染の状況などを見ながら総合的に判断し、１６日をめどに連絡したいとしている。