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園児に愛を注いだ73年間

本紙掲載日:2020-02-28
6面

延岡カトリック幼稚園

◆「きよいこころげんきな子」5118人を送り出す

 延岡市須崎町の延岡カトリック幼稚園(井下洋介園長、22人)は、園児の減少や園舎の老朽化に伴い、今年度末で閉園する。カトリックの精神で幼児教育に携わり73年。今年3月に卒園する10人を含め5118人の卒園生を送り出した。

◇曙幼稚園として創設

 1946(昭和21)年、カトリックのサレジオ会士マリオ・リッコ神父により「曙(あけぼの)幼稚園」として創設された。その後、聖ザベリオ宣教会を経て、現在はカトリック大分教区が運営している。水害などのため創設時からの全てが分かる資料は残っていないが、49年度に4回目の卒園式を行っており、当初から年長児がいたことが分かる。最も多い時期は、3年教育で園児数が200人を超え、教室が足りないほどだったという。

 創設からほぼ20年後の65年に現在名に改称された。井下園長によると旧名称は、聖母マリアの別称「曙」に由来すると考えられる。「あけぼの」や「みょうじょう」は、カトリック系の幼稚園に多い名称という。

 「きよいこころげんきな子」が教育目標。「いつでも、どこでも、誰にでも通用する価値観」を教えるカトリック精神に基づき、一人一人の子どもを大切にし、個性を伸ばすことを目標とする幼児教育が行われてきた。専門の講師の指導で英語や体操を学んだり、年長児になると月に2回茶道に取り組んだりと、園児がさまざまな体験のできる環境を設けていた。

◇祈りと歌

 登園してきた園児がまず向かうのは、隣接する延岡カトリック教会前のマリア像。「神様、マリア様、おはようございます。きょうも元気に幼稚園に行ってまいります」と両手を合わせて元気に唱え、一日をスタートさせる。

 朝のお祈り、食前食後のお祈りなど、一日を通して手を合わせる時間は多い。生活の中に静かに祈る時間のあることが影響しているのか、「子どもたちが落ち着いている」と、周りから評価されることが多かったという。

 また、「お祈り」と同様に園児にとって身近な存在が歌。神様の歌や一般の子どもの歌を、少なくとも朝に4曲、昼食の前後に計3曲、帰りに5曲歌うなど、一日が「歌に始まり歌に終わる」と言ってもいいほどだった。

 教会の聖堂で月に2回ほど開く「心のつどい」では、全園児そろって手を合わせ、祈りをささげた。最後のつどいとなった21日、副園長の朱範洙神父は園児たちに「神様は目に見えないけど、みんなのそばで見守ってくれている」と話し、「神様はみんなのことが大好き。神様が大切にしてくれるように、みんなも友達を大切にしてね。大きくなっても忘れないで」と呼び掛けた。

◆3月14日に閉園式と園舎開放

 閉園記念式典は、3月14日午前10時から教会の聖堂で行われる。大分教区の雜末男理事長や市長、保護者代表のあいさつに続き、思い出を振り返るスライドショーや園児による歌を予定している。

 午前11時からは園庭や園舎を開放。ブース形式で、茶道、折り紙、通園バスとの写真撮影、おもちゃ遊びなど、卒園者には懐かしい在園時代の体験ができる。また、制服や歴代のアルバム展示、顔出しの看板が設置される他、卒園児の保護者によるバルーンショー、軽食や飲み物の出店もある。

 正午からはお別れの会。園庭に集まり、歌やバルーンリリースを行う。新型コロナウイルスなどの影響で内容が変更になる場合もある。

 誰でも参加できる。当日は駐車場がないため、公共交通機関での来場、周辺の有料駐車場の利用など協力を呼び掛けている。同園では「つながりを感じながら、楽しいひとときを過ごしましょう」と話している。

 同園のホームページにも詳細が掲載されている。問い合わせ先は延岡カトリック幼稚園(電話延岡32・3407)。卒園式と修了式は同17日。


◇心に宿ったもの忘れないで−井下洋介園長

 自分自身は延岡市土々呂町で生まれました。この園の出身ではありませんが、日曜日に教会にお祈りに来ていたので、幼稚園はなじみ深い存在です。当時と比べると、木々が大きく育っていますが、園庭はそのままです。

 2年前に、園長として赴任しました。カトリックという言葉の意味には「普遍的」という意味が含まれています。分かりやすく言えば「いつでも、どこでも、誰にでも」通用する価値観。それを基本に教育を行ってきました。土地、建物、園そのものはなくなりますが、この園で過ごした時間に子どもたちに宿ったものが、一番大切だと思っています。友達との思い出、園で親しんだ歌やお祈りなどを大切にして、これからを歩んでいってほしいと願っています。

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