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おくりいえ−築82年、後藤邸にお別れ

本紙掲載日:2020-02-12
1面
風情あるたたずまいの後藤邸を見学する人たち(11日、延岡市東本小路)
後藤邸の客間で「おくりいえ」のあいさつをする後藤泰さん(右)
当時使っていた食器類も展示

3月末で解体−約300人が価値を再確認

 野口遵記念館建設に伴って3月末で解体される延岡市東本小路の築82年の民家「後藤邸」の最後を彩るイベント「おくりいえ」が11日、同邸宅であった。約300人が訪れ、美しいたたずまいの外観や随所に趣向が凝らされた細工などに見入っていた。客間での講演会や音楽会もあり、後藤邸の価値を再確認しつつ、別れを惜しんでいた。

 後藤邸は、シイタケ卸業や製紙工業など多方面で事業を行っていた後藤作次郎の専用住宅として1937年に建てられた。近代和風建築の特徴が見られ、2階建ての「母屋」と平屋建ての「離れ」を5間もの廊下がつなぐコの字型になっている。

 昨年4月までは後藤愛子さん(97)が暮らしていたが、南側に隣接する同記念館建設に伴って転居。現在は長男の泰さん(72)が管理している。

 後藤邸の解体が決まり、「改めて価値を知り、記憶として残したい」と、県建築士会延岡支部女性委員会「きらら延岡」が主体の「のべおかヒカリデザイン実行委員会」がイベントを企画した。

 離れ(客間)を会場にした講演会では、市教育委員会文化課の増田豪さんが「東本小路の歴史的変遷」、同委員会の岩本愛さんが「後藤邸の歴史的価値」と題して話した。

 2人によると、太平洋戦争時の45年6月の延岡大空襲では、道路を挟んだ東側の小学校やすぐ南側の市役所は全焼したが、後藤邸は「奇跡的に」無事だった。

 建築的にも、腕利きの大工を雇って家主の風流な趣味を反映させた数寄屋造りが特徴という。母屋と離れと廊下のいずれからも中庭を望むことができるなど風情ある空間構成。「銘木中の銘木」と言われ樹齢100年を超える柿にしか見られない貴重な「黒柿」の柱や節目がなく太さも均一な長尺の丸太の使用、欄間などに彫刻模様や格子組みが数多く見られるなどぜいたくな造りだという。

 岩本さんは「後藤邸は延岡のかつての城下町を誇る貴重な最後の一軒で、これは長い年月を経たからこその価値。近代史にタイムスリップし、現代につなげてくれる役割が後藤邸にある」と今後の保存と活用を訴えた。

 見学した佐藤澄子さんは「延岡に歴史的な建物が残っていてすごい。大工のこだわりが詰まった建物を延岡の人が建てることができたなど、延岡の歴史的な内容が盛りだくさんで感動しました」と話していた。

 このイベントのために除草や掃除を続けてきた泰さんは「かつてはたくさんの人が集まっていた家。多くの人が来てくれて古い家がよみがえったかのようです。おくりいえでここまで美しくしてもらい、女性委員会の行動力や企画力に感謝したい」と喜んだ。

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