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旭化成勢「優勝狙いたい」

本紙掲載日:2020-02-08
9面

第58回延岡西日本マラソン

 9日午後0時5分号砲の「第58回延岡西日本マラソン」。旭化成からは、54、55回大会を連覇した松尾良一、エントリー選手の中で最速の自己ベストを持つ吉村大輝の2人が出走予定で、いずれも「優勝を狙いたい」と宣言した。

 レースを前にそれぞれの意気込みを聞いた。


◆松尾、7度目の日向路−「チャンスあれば大会記録も」

 「僕のマラソン人生を語る上で欠かせない大会。マラソンを教えてくれ、成長させてくれた。僕が出ることで市民の皆さんにも喜んでもらえる。そういうのがうれしい」。松尾は感謝の思いを胸に7度目の日向路に臨む。

 入社10年目で、マラソンレースはこれまで21回出場・完走。銅メダルを獲得した昨年末のアジア選手権から間隔は短いが、「調整方法は分かっている」とベテランならでは風格が漂う。

 1月の日本陸連の合宿中にインフルエンザにかかったが、既に復調。「今年度はもともと大きなけがもなく練習を積めていて、土台はしっかりできている。スピード練習もできていて手応えもある」と確かな自信をのぞかせる。

 54、55回大会では連覇も経験しており、誰よりもこの大会を知る。「これまでの傾向として、先に動いた選手は最後まで押し切れていない。最後の最後に仕掛けた選手が勝つ。延岡に戻ってきて残り5キロ、旧10号線に入る平原の下り坂で1回勝負を仕掛けたい」。

 自己ベストは同僚の吉村には劣るものの、「吉村とは過去5回ほど直接対決しているが、着順では1度も負けていないので相性はいいと思う。後輩には負けたくない」と先輩の走りを見せつける覚悟だ。

 「チャンスがあれば大会記録も狙いたいが、それ以上にしばらく自己ベストを出せていないので、それを更新して優勝したい」。このレースでしか味わえない喜びをもう一度味わう。


◆吉村、2度目の挑戦−「記録よりもタイトル」

 吉村は自身2度目の延岡西日本マラソンに挑む。「記録よりもタイトルを狙いたい」。前回出場した54回大会は先輩の松尾に敗れて2位。その悔しさを忘れてはいない。

 入社5年目。市田・村山双子らと同期の黄金世代の1人。「トラックではあいつらに勝てない」と1年目からマラソンに取り組んでおり、これまで10回以上のレースに出場してきた。

 経験は豊富だが、2年前に突如発症した〃ぬけぬけ病〃に多少の不安を抱える。走っていると急に足に力が入らなくなる原因不明の奇病で、選手生命を脅かすほどの怖い存在だ。

 それでも、昨年12月の防府マラソンで戦えることを自ら証明。中間地点手前で症状が出たが、試行錯誤して発見した「歩幅を小さくして走る」という対処法で状態を復調させ、自己ベスト(2時間11分13秒)で準優勝。「すごく自信になった」と表情は明るい。

 防府からわずか2カ月程度しか空いていないが、「疲労も取れて状態は悪くはない」と落ち着いた口調。「折り返し手前で集団から離れしまい、付いていくのに必死だった」という前回の反省を生かし、勝負どころを見極める。

 「船越峠辺りで自分から仕掛けようと思っている。周囲の選手の余裕などを見て、その先でもう1回スパートしたい」。思い描くのはトップでゴールする姿だ。

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