研修、楽しかった

はらはらわくわくふるさと体験隊・閉講式

◆小学生４３人に修了証−延岡市教委

　延岡の自然や文化、産業に触れて生きる力を育む「はらはらわくわくふるさと体験隊２０１９」の閉講式が１月２６日、延岡市行縢町のむかばき少年自然の家で行われ、出席した小学生４３人に修了証が贈られた。今年度の「体験隊」は昨年６月に開講し、この日まで７回のスケジュールで海や山、農業などさまざまな研修を行った。主催は、延岡市教育委員会。

　最終日の宿泊研修は、前日から自然の家で１泊二日の日程で行われ、キャンドルサービスや、これまでの活動を振り返る紙芝居の作成・発表で締めくくった。

　閉講式では市社会教育課の前山昌俊課長が「豊かな自然の中での活動を通じて、今までと違う自分、成長した自分に気付いた人もいると思います。それは将来の自信や生きる力につながります」とあいさつ。

　前山課長から各班の代表者に修了証とそれぞれの名前が入ったキーホルダーを手渡されると、児童たちは全員で起立して「ありがとうございました」と元気にお礼を述べた。

　一度も休まず参加した２７人の皆勤賞表彰もあり、市少年団体指導員会の赤木光国会長が、テーブルを回って１人ずつ表彰。「私たちも楽しい１年を過ごすことができました。５年生以下の子はまた応募してください。会えるのを楽しみにしています」と呼び掛けた。

　７人の指導員やスタッフもそれぞれに活動を振り返り、児童たちの成長をたたえた。

　３班の班長を務めた川島悠愛さん（東海小６）は「初めての参加で班長は大変だったけど、メンバーと仲良くなることができて良かった。１年間の研修は楽しかった」と感想を話していた。