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聖火ランナー85人−大舞台へ特別な思い

本紙掲載日:2020-01-27
3面
一人ずつ紹介を受ける聖火ランナー
サプライズ登場の宗茂さん(左)と猛さん兄弟

高千穂の木下さん2度目のリレー

 「感謝と恩返しを込めて」「障害者スポーツの普及を」―。1964年の東京五輪の聖火リレーで起点の一つとなった宮崎市の平和台公園。25日のイベントには聖火ランナー85人が集まった。約3カ月後に控えた大舞台には、それぞれに特別な思いを抱いて臨む。

 高千穂町の木下義明さん(71)は聖火リレーに関わるのが人生2度目だ。高校1年生だった前回の東京五輪で聖火ランナーの随走者を務め、北川町の国道10号を走った。「当時は高千穂から延岡は遠くて、前日から泊まり込んでいました。初めてのことで興奮も緊張もありましたが、感動がありました」と振り返る。

 昨年6月に約33年続けたうどん店「まらそん亭」を閉店し、第二の人生として大好きなマラソンに注力し始めた。その際に目標の一つに掲げたのが、この聖火ランナー。「お客さんやみんなの後押しがあって応募しましたが、まさか2回目も走れるとは。今年でマラソンを始めて60年の節目。一生の思い出、宝になりますし、今までの人生の思いと、お客さんへの感謝と恩返しを込めて走りたい」と意気込む。

 「ゴルフの発展を願って走りたい」と話すのは、プロとして活動する延岡市の森満絢香さん(21)。小学5年生からゴルフを始め、日章学園高校時代は県強化選手に選ばれ、国民体育大会にも出場した。何度も全国の舞台でも結果を残してきた。進学した宮崎公立大学の2年時には海外でプロライセンスを取得した。

 3月で大学を卒業。今後は海外のツアーに参戦しながら、宮崎でレッスン活動をしながら徐々に活動の幅を広げていく計画だ。「延岡には女子プロやインストラクターがいないので、私が先陣を切ってゴルフを盛り上げていければ。2020年は卒業するタイミング。今後の活動につなげるためにも、いいスタートが切れるんじゃないかな」と楽しみにスタートの瞬間を待つ。

 パラスポーツの普及を願う人もいる。延岡市の清水栄信さん(26)は生まれつき左半身にまひがある。運動をしたくてもできない環境だったが、通院先の理学療法士に勧められて出場した大会で、2009年に東京アジアユースパラリンピックのU―19の陸上代表に選ばれた。100メートルと円盤投げで銅メダルを獲得したが、大学で学業との両立が難しくなり、選手を引退した。

 就職で出身地の大分県から延岡市へ引っ越し。「周囲の協力がないと続けられない難しさを感じた。自分も障害者スポーツの指導者として何かできないか。兄弟や両親の力がなければここまで来ることはなかった。恩返しの思いも込めて走りたい」と聖火ランナーに応募した。「パラスポーツは国際大会とはいえ出場選手が少ない。五輪と同じようにパラリンピックももっと喜びを味わえるような大会になったらいいな」と願った。

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